キャンドゥの入手困難品「ハンディミシン」 ”ホチキス感覚”裁縫に不器用が挑むも… | ニコニコニュース
スマホストラップやおままごとなど「再入荷しているはずなのに全然買えない!」「人気ありすぎ!」な商品も数多くあるキャンドゥ。その中でも特に入手難易度が高めなのが「コンパクトハンディミシン」だ。
■ほぼ「ホチキス」
“たった440円でミシンが買える”、そんな夢のようなアイテムが「コンパクトハンディミシン」。半年以上前にSNSで見かけて以来、再入荷の噂を聞くたびに近所や出先のキャンドゥを見て回っていたのだが…やっと出会えた! 会いたかったよハンディミシン!
針やボビン、糸案内板がついているため「これは…ホチキスじゃ、ない?」とわかるレベルだ。ボビンを付属の糸立て棒に付け替えれば、ミシン糸をそのまま使うことも可能になる。
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■使い方もほぼホチキス
購入時には白い糸が通してあり、糸の色を気にしないのであればそのまま使用できる。布押さえを持ち上げて…
縫いたい布をはさみ…
ホチキスの要領でパチンパチンと縫っていく。電動ではないため、1押し1針。これで洋服を作ろうと思ったら腱鞘炎間違いなしだが、わざわざ電動ミシンを出すほどでない「ちょっと手直し」な場面にぴったりだ。
縫い目もそれなりにきれい。
裏側はこんな感じ。おお、きれいに縫えてる…。これだよ、わたしが欲しかったのは!
■手芸が苦手な人は…
…と絶賛したいのはやまやまなのだが、「手縫いなんてできない」手芸苦手民がいきなり使うにはハードルが。
こちら、初めて使用したときの縫い目。ぐちゃぐちゃを通り越して、何がしたかったのかわからない。布を引っ張る力加減や速さなどがいまいちつかめず、「引っ張り過ぎたらダメ?」「いやいや、ピーンとはりゃ綺麗にできるんだろ!」とやった結果がこれだ。事前練習、必須。
更に辛かったのが、パッケージ裏にもある注意事項。「縫い始め・縫い終わりは必ずほつれないように糸を結ぶ処理をしてください」…何を言ってるのか、ちょっとわからない。やめろってことだけわかった。
縫い始めは懐かしの玉結び、縫い終わりはパッケージの説明のように糸を結ぶ必要がある。これが難しい。本当に難しい。
裏返して糸を引き抜き、くるっと通して…と絵や文字では簡単なのだが、実際にやってみると全然できない。糸通しが糸を通してくれない。拡大鏡をくれ。
解説動画がYouTubeなどに多数上がっているため、自信がない人はそれを見つつ練習しておいたほうが良さそうだ。ちなみに記者は20回ほど試したが、未だにうまくできない。不器用つらい。
■使える場面はたくさん
カーテンを「吊ったまま縫いたい」、お出かけ前に見つけたほつれを「とりあえず押さえたい」、お遊戯会やコスプレなど「出先でちょっと修正したい」、運動会のゼッケンを「1日だけ体操服に付けたい」…など、“とりあえず”の用途にぴったりな「コンパクトハンディミシン」。
「ミシン」というより、サクッときれいに「手縫い」してくれるアイテム…と思ったほうが良さそうだ。
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