マクドナルドのプラスチックストローが根強い人気 「ヴィンデージ物」は24万円で販売 | ニコニコニュース
全世界のマクドナルドで、環境保全を目的として紙ストローが導入されている。しかし評判はあまり良くなく、批判したり、プラスチックストローを懐かしんでオークションサイトで取引する人もいるほどだ。
そんななか、マクドナルドはそもそもストローの使用を廃止するかもしれないという。『Mirror』や『WABC-TV New York』などの海外メディアが報じた。
■紙ストローに批判
マクドナルドは数年前、廃棄されるプラスチックゴミの問題が深刻化していることを受け、プラスチックのストローを廃止し、紙ストローに切り替えることを宣言した。イギリスやアメリカのマクドナルドでは2018年から、日本では2022年から紙ストローの導入が始まっている。
ところが紙ストローは、「水に濡れると紙の味がする」「すぐふやけてしまう」などの理由から、導入直後から批判が殺到していた。
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■「元に戻せ」と署名活動まで
欧米では、「マクドナルドのストローを元に戻してくれ」と署名活動が行われ、5万7,000人が署名した上に、現在でも根強くプラスチックストローを望む声が上がっている。
そんななか、アメリカを拠点とする国際的なオークションサイト「eBay」で、プラスチックストローが高値で取引されているという。
■24万円で2本のストロー
あるeBayユーザーは、1986年製の新品のストロー2本を1,500ポンド(約24万円)で販売。「希少なヴィンテージストローです」という説明とともに、郵送を確実にするために荷物の追跡システムまで利用することを約束している。
24万円があれば、450円のビッグマックは533個購入できることになり、高級すぎるストローに注目が集まっているようだ。
■ストロー論争終結か
多くの人がプラスチックストローを懐かしむなか、アメリカのマクドナルドは新たに、ストローを使用しない蓋を導入し始めているという。
この蓋は、紙ストローを使用しているものよりもさらに環境に優しいということで、大きな注目が集まっている。何よりも、長く続く紙ストローへの拒否反応が、終わりを迎えるかもしれない。
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