「おーいお茶」のCMに「AIタレント」が登場し議論呼ぶ 伊藤園に今後もAIタレントを起用するのか聞いてみた | ニコニコニュース
伊藤園の「お~いお茶 カテキン緑茶」のCMに起用された「AIタレント」が話題を呼んでいます。すでにネットユーザーからは「言われないとAIだとわからない」「不祥事起こすリスク0なのは良い」「もうCMタレント要らないかも」など、さまざまな意見が出ています。なぜCMにAIタレントを起用したのか、今後もAIタレントを使う予定があるのか、伊藤園に聞いてみました。
伊藤園によれば、AIタレントの起用は「製品コンセプトをどのように伝えるか検討した結果」であり、「AIタレントをはじめから起用することを前提としていたわけではない」とのこと。CMのテーマである「健康的で明るい未来のために“未来を創るなら今”」を表現するにあたり、「現在の自分」と「素敵な年齢の重ね方をした約30年後の自分」の両方を、別人に見えない形でCMに登場させるにはどうしたらいいかを考えた結果、AIで生成したタレントを起用するのが最適だったと判断したそうです。
加えて、AIタレントの起用にはメリットもデメリットもあると説明。「自然な形で未来の容姿を表現できるなど汎用性が高い」点を評価する一方、「誰もがひと目で分かる有名なタレントではないため、商品や企業イメージを発信する際のインパクトは弱い」「AIで生成したタレントの顔は著作権侵害などのリスクに懸念がある」などの欠点も指摘しました。なお、今回起用したAIタレントについては「制作会社から法的見解書をいただき、問題ないものであることを確認するなど細心の注意を払っている」とのことです。
SNSなどで挙がっている「AIがタレントの仕事を奪うのではないか」といった指摘に対しては、「AI生成による創作物については、現在賛否両論あるかと思います」とコメント。「今後もAIタレントを起用するのか」という質問には「企画の目的に合致するのであればメリットとデメリットを精査したうえで起用を検討する」ものの、AIタレントの効果検証に時間が掛かることから「現状、継続的に起用することを含め、起用の予定はない」としています。
はい 広告にオリジナルの二次元キャラを創るのと同じように、実写に見える架空の人物を採用したというだけの話。 実在のタレントを使うと不祥事リスクの他、ギャラ・起用方法といった、契約上の制約などから解放されるのは大きなメリットだろうね。 |
金鯖缶 はい>メリットだけと思う? チャレンジママを始めネットのおもちゃ(18禁)にされた挙句、イメージを損ねる存在として扱われるようになったりするんだよ。 日本の現行法だと二次元存在の扱いは曖昧なままで、地方でどう扱うか決めてる程度だからね。 あとデメリットとして飲食物を二次元の存在がどう美味いと宣伝しても現実味が薄いから広告効果としては低い。 |
はい >金鯖缶 君の言うネットの玩具にされるデメリットは『誰を起用しようが広告媒体である以上は排除できない物』じゃないかね? 飲食物のCMで二次元が起用された例は腐る程あるし、話題になった物も多いと思うが。 |
謎肉 結局はAIが出力したあとの人間によるコンテンツの使い方だわな。トム・ハンクスさんのように許諾も肖像権も無視した使われ方はどうかと思うし。アメリカは死後の肖像権保護のようなものはあるが日本無い。AIを免罪符にした好き勝手は思うところがあるよ。複数のラーニングから出力した顔もどこかに似たような人はいるかもしれんしね。 |
謎肉 とはいえ危険シーン映像制作や細かな変更への対応力、制作費、時間のコストカットといい魅力的なんすけど詐欺利用やポルノコンテンツ利用が既に目に入るからね…真の意味での浸透は二次よりシビアになりそうね。 |
ぽん太郎 良い試みだと思うけど…タレントにバカ高い報酬払うより良いだろ…。タレントの仕事奪うって言ってもそれってタレントが負けてるだけでこっちに魅力がある表現できるならこっちの方が良いっしょ。それにイザコザめんどくさそうじゃん…。タレントにしかできない表現があるならタレントを起用すればいいだけだし。TV業界が調子に乗りにくいメリットもあるのでは? |