運転時の「手をあげて感謝」は生意気なの? 道を譲ってもらった際の「感謝の仕方」が難しい | ニコニコニュース
日常的に運転をしている人であれば、道を譲ったり譲ってもらったりするのはよくあること。ネット上では、道を譲ってもらった際の感謝の仕方が「生意気に見える」という意見があがっていた。一体どういうことなのか、詳しく見ていこう。
●「手を上げて感謝」は生意気?
道を譲ってもらった際の反応として一般的なのは、会釈をしたり片手をあげて感謝を伝える行為だろう。この「片手をあげて挨拶」に対して、「生意気に見えるのではないか」と心配する人が多いようだ。
ネット上の体験談を見てみると、「片手で感謝は上から目線っぽいって言われた」「片手をあげて挨拶したら、助手席の夫に『生意気に見えるからやめな』って注意されたんだけど」という声が。
特に女性は同様の体験をしている人が多く、同乗していた夫や恋人などから指摘されるというパターンがあるようだ。
「片手をあげて挨拶」派の人にも様々な理由がある。多く見られたのが「運転中の会釈は危ない」という意見。短い時間ではあっても、正面から目線を外してしまうことに対して不安を感じる人は少なくない。
そのため「目線はそらさないように軽めの会釈にしてる」という声も。しかしその場合あまり大きなアクションにはならないので、「会釈ってそもそも動きとして分かりにくい」「片手をあげた方がハッキリした動きになるし、シンプルに伝わりやすいから手をあげて感謝してる」という意見も多くあがっていた。
●助手席の人の対応にも様々な見解
同じように議論になっているのが、「助手席の人は感謝を伝えるべきか」というテーマ。運転している人からは、「助手席側の車が道を譲ってくれたら、助手席に座っている人がお礼してほしい」という声もある。
しかし助手席に座る人からすると、「出しゃばってると思われそうでお礼しにくい」と感じることも少なくないようだ。一方でお礼を受ける側からは「助手席の人も一緒に会釈してると、感じが良いなって思うよ」といった意見があがっている。
様々な意見はあるものの、まずは安全運転が最優先。そのうえで感謝が伝えられればいいので、お礼の仕方は気にしすぎなくてもよいかもしれない。(フリーライター・井原亘)
■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている