エスプレッソ、“認知症の予防”に効果あり
アルツハイマー型認知症の要因とされる脳内の変異タウタンパク質を、エスプレッソの成分が破壊することが判明、タウタンパク質は健康な人間の脳を安定化する助けをしているものの、同病を患う人の脳ではそれが異常な形に変異することで知られている。
イタリア・ヴェローナ大学の生物学者、マリアピナ・ドノフォリオ氏はこう話している。
「エスプレッソコーヒーは世界中に知れ渡っています。その素晴らしい味でエスプレッソは、多くの国で人々の習慣となっています」
「最近の研究で、このドリンクの適度な消費がその生物学的特性により人間の健康に良い効果があることがわかりました」
「適度な、もしくは高頻度のコーヒーの消費でも、最も身近な神経変性疾患であるパーキンソン病とアルツハイマー病に対して神経保護の効果があることが多くの研究によって報告されています」