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「日本を飛び出して本当によかった」年収360万円だった43歳男性、アメリカに渡り年収2000万円に!

「日本を飛び出して本当によかった」年収360万円だった43歳男性、アメリカに渡り年収2000万円に――2023年大反響トップ7 | ニコニコニュース

2023年、反響の大きかった記事からジャンル別にランキングを発表。苦しいサラリーマン本音が漏れる「会社員」部門、第6位の記事はこちら!(集計期間は2023年1月~10月まで。初公開2023年6月27日 記事は取材時の状況)
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バブル経済が崩壊した1990年代以降、日本人の平均年収は「400万円台」から30年間ほぼ変わっていない。しかし、自身の“市場価値”を把握し、世界を相手に適正年収で働く日本人も存在する。果たして、我々日本人の値段とは――。

◆海外では専門性の高さ=市場価値。毎年200万円の昇給の可能性も!?

「仕事の内容は大差ないのに国が替わっただけで収入が数倍。大変なことも多いですけど、日本を飛び出してよかったとつくづく思います」

そう語るのは、米国のホテル運営会社で働く矢島亮介さん(仮名・43歳)。大学卒業後、国内のシティホテルに就職し、20代半ばで外資系ホテルチェーンに転職。その後、32歳で海を渡り、今ではインフレに伴う賃金上昇の影響はあるが年収14万ドル(約2000万円)の高給取りだ。

日本国内のホテルチェーンで働いていた際の年収は約360万円。その後の外資では約560万円と年齢の割にもらっていましたが、あのまま働き続けても今の半分も稼げなかったでしょうね」

ただし、当初は海外転職する気はなかった。それでも内勤の営業担当として海外のクライアントと仕事をする機会が多く、その中で次第に興味を持つようになったそうだ。

「英語は仕事上必要で就職後も勉強していました。30歳を過ぎた頃にはTOEICは900点台。これならワンチャンあると思ったんです」

アメリカなら同じ仕事でも年収は倍以上

海外ホテル業界は非公開求人が多かったこともあり、転職エージェント会社と契約。その際、「アメリカなら同じ仕事でも年収は倍以上」と言われたのが大きな後押しに。

「今のホテルアジア圏からの宿泊客を増やそうと考えていた時期で、そのタイミングも幸いしました。こっちの流儀に合わせる必要はありますが、細かい気配りなど日本的な営業のやり方が通用する部分もあると感じています。実際、取引先から『さすが日本人だよねぇ』とお褒めにあずかることも多いので(笑)

就労ビザの取得は会社や転職エージェントがサポートしたが「半分ダメ元、無理なら別の国を考えていた」と矢島さんは振り返る。

日本企業時代から考えれば、矢島さんの持つ日本流おもてなし技術×英語力で年収は約6倍に。日本人は、自分の価値が抑えられている可能性に、気づくべきなのかもしれない。

日本人の値段…海外で働くホテル従業員の場合

★日本での年収360万円⇒アメリカでの年収2000万円に!

◆実力に合わせて100万単位の昇給も

続いて、北米における日本人の価値について、カナダを中心にエンジニアなどの就職サポートを行うFrog代表のセナ氏に聞いてみた。

「給与は現地の物価に準ずるので、欧米ならば2倍ほどの給与が平均的です。ただ日本で前職はどんな大企業で働いても、GAFAMのようなグローバル企業でもない限り、前職の社名が通用するのは稀です。企業側が就労ビザ取得の手間をかけてでも雇いたいと思える専門性を示せる日本人が評価されています」

その点、エンジニアは専門性がわかりやすく、カナダをはじめ、海外では就労ビザ緩和の対象職業に入るほど、人材市場における価値が高いため、活躍する日本人も多い。

「先日カナダで就職した30代の方は、日本発のプログラミング言語Rubyが使える方で、日本で得たモダンバックエンドエンジニアとしての開発経験が、採用に結びついていました(セナ氏)」

◆どのくらい年収は上がる?

では、具体的には日本人の年収はどのくらい上がるのか。

「海外就職は1社目の給与はさほど高くなく、2社目以降から給与がジャンプアップするケースが多いです。数十人のエンジニアアンケートを取ったら、日本で得ていた収入の平均値は約454万円で、カナダ渡航後1社目の平均年収が700万円。2社目以降は平均年収1000万円台にアップしていました。

具体的な例では、ウェブデザイナーからウェブデベロッパーになって年収が3倍になった人もいれば、日本では接客業で年収200万円台だったところ、カナダで年収400万円のフロントエンジニアの職を得て、別の会社で再びエンジニアとして転職して年収900万円になった人もいました(同)」

◆年収500万円の30代男性SEは2倍に

各国で不足中といわれるIT人材は、門戸も広い。グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子氏はこう続ける。

「知人の30代男性は年収500万円ほどの小規模なIT会社のSEでしたが、スキルを買われ、知人のつてでシリコンバレーへ行き、年収が2倍に。仮に英語力が足りなくとも飛び込める専門性があれば、人手不足の地域では採用に繫がることも少なくありません」

◆金融系企業に転職の場合は…

IT系以外で、年収増を果たした人も。海外転職を支援するグローバルメンターのこう氏は語る。

「海外は、前職のポジションや実績で顕著に年収が変わります。日本のスタートアップ企業で経営に携わっていた30代の方は、シンガポールの金融系企業に転職した際、それまで蓄積してきた業界知識と人脈に加えてマネジメント経験も評価されたことで、日本マーケットを任され、給与が7割増しになっていました」

海外は昇給幅が広いのも魅力。生活が一気に豊かになるチャンスも多い。

「海外は実力主義なので成果を出せば着実に給与は上がります。『毎年200万円ずつ年収が上がってうれしい』などの声を聞くことも多いです。それに、日本人は世界的に見るとやはり誠実で勤勉なので、仕事への責任感に安心があります。それゆえ、一度雇われたら、レイオフされにくい印象がありますね(セナ氏)」

◆日本の外資系企業で世界水準を狙う

英語ネイティブレベルとは程遠くとも、“日本人ならでは”のアドバンテージを求める日本の外資系企業に勤めて価値爆増を狙う手も。グローバル人材のサポートを行うロバートウォルターズ・ジャパンの阿部容子氏はこう話す。

エンジニアの方は、仕様書を理解できる語学力があれば問題ありませんが、営業職などの場合は、英語を母国語とする人々と互角に話せる語学力が求められ、負担も大きい。それよりは、日本語や日本での人脈などを生かし、海外企業の日本支社で働くほうがメリットはあります。

事実、大手外資系企業の本社では無理でも、日本法人なら入社できることも多いです。最近は円安の影響もあり、海外企業が日本への投資を進めており、求人が増えています」

◆海外スタートアップでなら…

外資系大手はハードルが高くとも、続々と日本に進出中の海外スタートアップで、世界基準の評価を受ける手も。

「私自身、日本の大手損保からシンガポールの金融機関へ転職後、北欧の宇宙ベンチャーが日本進出する際、初の日本人社員として入社しました。インフラが整っていてサービスレベルも高い日本にいながら欧米レベルの給与をもらえるのは、魅力的な選択肢だと感じています(こう氏)」

こうした人もいることを考えると、日本人の値段もまだまだ捨てたものじゃない。

取材・文/週刊SPA!編集部
※6月27日発売の週刊SPA!特集「日本人の値段」より

矢島亮介さん(仮名・43歳・米国のホテル運営会社勤務)。現在はニューヨークのオフィスに勤務。旅行会社や社員の出張が多い企業などへの法人営業を担当している

(出典 news.nicovideo.jp)

風野妖一郎

風野妖一郎

それだけ米国には優秀な人材が少ないんだろうな。日本にはありふれてるから市場価値が低いんだろう

gisupeke

gisupeke

IT系はアメリカで首切り祭りしてるけどな

ゲスト

ゲスト

日本の看護師さんはきめ細やかで優秀なので看護大学への求人がすごいらしい。オーストラリアで就職すると年収が2000万円行くから、日本の医療大ピンチです。

ゲスト

ゲスト

成功したケースだけを話す人を信用してはならない。

MK4の亡霊

MK4の亡霊

>32歳で海を渡りはい、釣り記事

夢幻

夢幻

で、日本飛び出して貧しい思いしてる人は何人?

天邪鬼

天邪鬼

成功パターンだけ話してる辺りネズミ講と変わらんな

てとの

てとの

言っとくけど、アメリカは医療が自腹、さらに格差社会がひどくなっているからおすすめできません。

hoge

hoge

努力してリスクも取った人が成功して欲しいけど、ごく限られた事例で釣ろうというエージェントと雑誌ライターは潰れて欲しい

通りすがり

通りすがり

SPAもさっさと日本から飛び出したらどうですか?帰ってこなくていいので。

四条 旭改二

四条 旭改二

一般社会に銃が蔓延してる国とか絶対行きたくないわ

ゲスト

ゲスト

日本の美点は保障が充実なんだがな。アメリカは無いが国籍変更したら失敗しても帰国は出来んぞ。

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