中学生YouTuberグループが大バズり! 芸能人の間でも話題の「ひき肉です」とは? | ニコニコニュース
【こっそりミームを教えます・137】 ネット上ではさまざまなミームが生まれては広がっていく。文字だけを見ると「なぜ話題になったの?」と首をかしげてしまう言葉も多い。今回ご紹介する「ひき肉です」を知っている人は少ないのではないだろうか。日常のセリフにしか見えないこのミームが、どのように使われているのか詳しく見ていこう。
●「ひき肉です」はまさかの挨拶で使う!?
「ひき肉」と聞くとスーパーで売られているお肉を想像してしまうが、このミームにおいては「ニックネーム」を指す。実は「ひき肉です」は挨拶として使われている。
「ひき肉です」を使いだしたのは、中学生YouTuberグループの「ちょんまげ小僧」だ。メンバーはちょんまげ小僧さん、ナマズさん、イソ・ギンチャクさん、ひき肉さん、片足(右足)さん、パンダさんの6人で活動している。
ひき肉さんが出演する動画では、高めの声で両腕を大きく広げるポーズで「ひき肉です」と挨拶。インパクトある言い方やポーズが視聴者の間でバズり、TikTokを中心に多くの動画が投稿されている。
毎年年末に話題になる「ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされており、2023年11月2日にノミネート語が発表された際には、あまりに異彩を放ったワードであることからSNSやネット上で大きな話題を呼んだ。12月1日に大賞が発表されたが、残念ながら「ひき肉です」は大賞には選ばれていない。
芸能人の間でも話題になり、さまざまな場所で言及・動画配信されている。歌手のあのさんは自身のラジオ番組の中で「ひき肉です」が言いたくてしょうがない様子を配信。
Travis Japanの宮近海斗さんも挨拶として使い、メンバーからツッコまれていた。また、スポーツ選手ではバレーボール男子日本代表の高橋藍さんも、試合後インタビューで「ひき肉です」を披露している。
有名人、一般人問わず多くの人が注目している「ひき肉です」。日常の挨拶に飽きた人はぜひ使ってみて欲しい。(フリーライター・井原亘)
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■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている