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通勤時間にやってはいけない「3つのNG習慣」知らずに続けてしまうと深刻なダメージが蓄積 | ニコニコニュース

 柔道整復師のshuheiと申します。現在は表参道で整骨院を経営するかたわら、これまでトップアスリートやアーティストら5万人以上の施術を担当してきた経験をもとに、腰痛や肩こり、姿勢改善など多くの方にとって身近な健康に関する情報をSNSで発信しています。

 日本の通勤平均時間は2021年に総務省統計局が実施した「社会生活基本調査」によると、通勤時間の全国平均は往復で約1時間20分にも達するそうです。

 定年までそれだけの通勤を繰り返すとなると、途方もない時間になります。自転車ブレーキパッドが前輪だけでブレーキする人は前輪のブレーキばかりすり減って後輪ブレーキは残るように、あなたも通勤時間の習慣の積み重ねを良くも悪くも受けていきます。

 あなたはどんな通勤ライフを送っていますか? 今回は特に電車通勤な方に当てはまりやすいNG習慣を3つ紹介していきます。

◆NG習慣①「階段で足をついたときにつま先が外側」

 僕も通勤、通学で何百回も駅の階段の昇り降りしてきましたが、特に注意すべきは「膝の角度」。いわゆる「ニーイン、トゥーアウト」と呼ばれる、足をついたごきにつま先が外側、膝が内側に向いた足のつき方をしてる人が多すぎます。

 この状態が続くと膝や腰に通常より多くの負担がかかってきます。ドキッとした人は階段登る時につま先と膝が直線で踏み込めるように意識してみてください。

◆NG習慣②「時間ギリギリの出勤」

 朝、二度寝三度寝してギリギリのスケジュールで過ごしてしまうと、急な電車遅延や信号待ちにイライラしたりして、自律神経が乱れてしまいがちです。一度、自律神経が乱れると一回の深呼吸で戻るとか簡単なものではありません。

 そのため、最初から余裕を持って過ごすことで、仕事はじめの一番気合を入れないといけないタイミングを心地よく踏み切って良いループに自分を組み込んでいきましょう。早めに来てゆっくりコーヒー飲んでる人を見ると「カッコイイな」とも思いますよね。

◆NG習慣③「スマホを見る際に頭が下を向きすぎている」

 現代人のほとんどが持っているスマートフォンですが、便利すぎるがゆえの落とし穴があります。それはスマホを見ているときの頭の角度が明らかに下を向きすぎていることです。

 成人の頭の重さは4~6kg程度。イメージしやすいところでいうとボーリング玉に近い重さになっています。

 フラットな状態でボーリング玉を支えているのに、首の曲がる角度が15度になると12kg、30度で18kg、45度で22kg、60度では27kgの負荷がかかるそう。

 特にリュックを前に抱えてる方はさらに負荷がかかってくる状態なので、スマホをあまり正面構えすぎていると怪しく見えてしまいますが、健康を考えれば下を向きすぎないように目線の位置を調整してみてください。

◆通勤時間の過ごし方を改善するには?

 いかがでしたでしょうか? 毎日バタバタしている日常でちょっとの油断が肩こり、腰痛、姿勢不良によるさまざまな疾患に繋がり兼ねません。

 すぐにでも改善する方法を考えていく必要があります。

「階段の上がり方」の改善ポイントはつま先と膝を正面に向ける意識を持つこと。内くるぶしから足裏のほうに親指の第一関節のような硬い部分で流していく30秒朝夕、うちももに枕挟んだ状態でつま先立ちからストンと踵を地面に落とす運動を30回やってみてください。

「朝の時間の過ごし方」はかなり意識の問題ですが、いつもより20分だけでも早く起きるアラームつけてみて1か月続けて習慣化させてみてください。それだけで一日の体調が大きく変化するはずです。

「スマホを見る際の首の角度」に関してはカメラが隠れるようにスマホを持つことで盗撮を疑われるリスクを消し、せめて胸より上の位置で持つようにしましょう。下を向いてる時間が長かったなと思ったら、鎖骨を両手で押さえ、顎を上げるストレッチを30回してみてください。

 通勤時間を見直すことで、いつまでもゴルフに行けたり、元気に旅行に行けたりするような健康寿命を伸ばしていきましょう! 健康力の高い通勤タイムになりますよう応援しています。

【shuhei】
柔道整復師(国家資格)。5万人以上の施術経験、大相撲、女子ゴルフ、ラグビー、アーティストライブサポートなどのトレーナーを担当。現在は表参道、上野で著名人来院多数の店舗を構え、温熱施術を中心とするベストリ式温熱整体を考案し、腰痛肩コリのみならず冷え性、睡眠障害、姿勢の調整をおこなっている

(出典 news.nicovideo.jp)

酒呑童子

酒呑童子

やってはいけないNG習慣「オッサンだらけの車両に乗る」

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