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結婚相談所は知っている「結婚できない男女に共通するセリフ」――2022年トップ10
2022年、日刊SPA!で反響の大きかった記事をジャンル別にトップ10を発表。恋愛・結婚に関する記事の中から、男女の出会いに注目。交際に発展するヒントが詰まった「出会い」部門の第8位は、こちら!(集計期間は2022年1月~11月まで。初公開日2022年3月10日 記事は取材時の状況)
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皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

◆婚活で心が折れてしまう男女

先日、コンサルをさせていただいていた男性が婚活アプリで出会い、お付き合いしていた方と年内に結婚予定で、ご両親にお会いすると連絡がありました。

長年、仕事に生きていて恋愛をお休みしていた方だったのでアプリでの出会いも何度も挫折していたのですが、「やっと春が来たね〜♪」ということで私もとっても嬉しいです。

婚活をしていると、「自分って実は誰からも選ばれないのではないか……」「うまく行かなすぎて、もうやめたい」と考えてしまう方が少なくありません。

◆恋愛結婚をできるのはタイミングを逃さない人

 何度もフラれることで自信をなくしてしまったり、もう婚活やめたいなと感じることなどあったりするのではないでしょうか。

恋愛結婚している人と、婚活をしなくちゃとなる人の違いというのは、その人自身がモテるとかモテないとかとかではなく、タイミングが来たときにそのチャンスを掴んでいるかどうかの違いだと私は考えます。

たとえば、学生時代にフラれるのが怖くて、傷つくのが怖くて、恋愛をしなかった人は、学生時代にたくさんチャレンジして恋愛で傷ついた人と比べると当然、経験値が大きく違ってくるので大人になってから経験を積まなくてはいけません。

◆どれだけ若いときに失敗して傷ついて泣くかが実は重要

 私は「大人の“水ぼうそう”みたいなもの」とよく言いますが、幼少期に経験したほうが軽く済むということ。恋愛はどれだけ若いときに失敗して傷ついて泣くかが実は重要です。

しかし、若い頃に恋愛経験を積んでいても、30歳を超えてから慌てて婚活を始めることになる人もいるでしょう。そういう方は20代での選択に原因があります。

結婚のタイミングで「今は仕事を頑張りたい」と思ったり、結婚を考えていない、または考えられない相手とお付き合いしたり……ほんの少しの選択の違いなだけですよね。

◆仕事優先で婚期を逃してきた38歳男性

過去の選択はもう変えることはできないので今! たった今からの選択をしっかりと間違えないようにしないといけません。

先日、婚活をサポートさせてもらったトシミチさん(仮名・38歳)はこれまで彼女もいて、恋愛経験は人並みにしてきた方。

過去には婚約をしていた経験もあったものの、当時の仕事が忙しすぎて破局をしてしまい、今に至るという状況でした。

◆彼女はできても数か月で破局…

 35歳を超えてから彼女がなかなかできなくなり、いよいよ婚活をしようと動き始めて気がついたら3年経ってしまったとのこと。

「婚活をして彼女はできるものの、数か月で破局になってしまうんです。もうどうやって活動すればいいかわからなくて相談に来ました」と、いろんなことをやり尽くした状態でした。

私のサポートの中、婚活を改めてスタートしましたが、当然たくさんの失恋を経験することになります。

◆婚活をしている人の6割が言うセリフ

「自分は結婚が本当にしたいのかわからなくなりました」

やっと出会えた「この人とうまくいくかも」と思った方と交際が終わってしまったあと、トシミチさんの気持ちは折れてしまったようでした。

「本当に結婚がしたいのかわからない」、実は婚活をしている人の6割がこのセリフを言いますが、その姿勢を変えないことにはいつまで経っても結婚に近づくことはできません。

しかし、私が多くの婚活者さんや人の恋愛話を聞いていて感じるのは、本当に結婚を必要としていない生き方をしている人は、人生で「結婚」というところに向かって活動をしようと一度たりとも思わないということです。

◆一度でも「結婚したい」と考えた人は…

 たとえば、私は中学生のときから会社員という生き方を自分が選択するという頭がありませんでした。なので、一度たりとも就活をしようという発想をしたことがありません。

きっと多くの方が自分に必要のないものにはアンテナを張らないはず。一度でも婚活をしようと活動した人はやはり結婚を求めているからですよね。しかし、やっぱり本人は「本当に結婚したいのかわからない」と感じるわけです。

しかし、これは実は当然の感情なんです。

◆必ず「やっぱり結婚したい」と焦るときが数年後に訪れる

人は自分の考えていることや思っていることと実際起きていることに矛盾が起きたとき、ここに一貫性を持たせるために解釈を変えるという心理が働きます。

これを認知的不協和というのですが、婚活をしている人にもよく起きることです。

「結婚したい」「この方法なら結婚できる」そう思って婚活をしてみたが、うまくいかない。フラれる。そんなことが繰り返されると、その矛盾に一貫性を持たせようとしてうまくいかない理由をつくってしまいます。

しかし、ここで「結婚」に対して曖昧にしてしまうと、また数年後必ず「やっぱり結婚したい」と焦るときが訪れます。周りの友人が結婚したりするときっかけになりやすいです。

◆今までの価値観では選ばなかったであろう女性

 私はトシミチさんに「大きな失恋や思い通りにいかなかった時こそ、その次に必ず何か運命に気づくヒントが来ますよ!」

実はそう伝えたあとに出会った女性が今のトシミチさんの彼女です。

今までの価値観では選ばなかったであろう女性。なぜならトシミチさんは「できれば看護師さんのような手に職を持っている人がいい」といって出会う人の職業にこだわっていました。

でも、今の彼女は事務職。今までの条件とは真逆なわけです。

◆自分の中でラクなほうへ流されず、戦い続ける

彼女との入籍はまだですが、今年の秋に同棲をする約束をしたようで彼女も結婚には前向きなとのこと。

認知的不協和ということが自分の中に起きるんだということを知り、現実とのギャップが起きた際、自分の中でラクなほうへ流されず、戦い続けることが、まず婚活の一つのハードルです。

ぜひ参考にしていただき、心が折れそうになったらトシミチさんの成功体験を勇気に婚活を続けてみてくださいね

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_

―[2022年トップ10「出会い」部門]―

(出典 news.nicovideo.jp)

<このニュースへのネットの反応>

「この戦いが終わったら結婚するんだ」なんて台詞を言う人物は高確率で結婚できない

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