ジャニーズ史上最年少デビューを果たした際は、ジャニオタに衝撃をもって大歓迎された美 少年、Sexy Zoneのマリウス葉が、大みそかの「ジャニーズカウントダウン」出演を最後にグループを脱退。芸能界も引退する。芸能記者が解説する。
「マリウスの母は宝塚歌劇団で花の67期と言われる黒木瞳、涼風真世、真矢ミキと同期のタカラジェンヌで、元SMAPの稲垣吾郎とは、マリウスが幼少の頃から家族ぐるみの付き合いがありました。その縁でマリウスはジャニーズ事務所に入所し、わずか11歳でSexy Zoneのメンバーとしてデビューしました。ですが、歌やダンスだけでなく、ドラマやバラエティー番組への出演は、相当な負担になっていたんです」
かつてドラマ「コドモ警察」（TBS系）で共演した佐藤二朗は自身のツィッターで、マリウスが収録中に日本語に苦労していたことを振り返り、マリウスの引退にエールを送っている。芸能プロ関係者が語る。
「上智大学に進学後も、本人が希望しないバラエティー番組への出演に駆り出され、学業に専念できない状態が続きました。しかもマリウスがジャニーズ事務所に入ったきっかけとなった稲垣が草なぎ剛、香取慎吾とともに退所。病名こそ発表されませんでしたが、『適応障害』のような状態でマリウスは父親の母国ドイツに帰国、スペインに留学し、そのまま引退ということになりました」
ジャニーズの退所ラッシュはまだ続くと、この芸能プロ関係者は言う。
「マリウス引退で誰もが連想したのが、パリコレクションにも出演したSnow Manのラウールの去就でしょう。マリウスと同じ外国人の父を持ち、滝沢秀明に見出されて小学生の頃に事務所入りした点も似ています。中学受験して日大第一高校に進学したものの、芸能活動が忙しくなり、堀越学園に転校。早稲田大学人間科学部（通信）に進学すると、表向きは学業専念を理由に、ファッション誌『メンズノンノ』のモデルを卒業しました。公式サイトに掲載されたSnow Manメンバーの番組出演情報にも、年末年始の地上波にピンで出演する予定はありませんでした」
