『ブギウギ』清水くるみ、リリー白川は「憎めない感じになったらいいな」 | ニコニコニュース
俳優・趣里が主演を務める、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土 前8:00 総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 BS4K・BSプレミアム)でヒロインの劇団同期・リリー白川役の清水くるみがコメントを寄せた。
――『ブギウギ』に出演することが決まったときのお気持ちは?
『てるてる家族』(2003年)を見たのがきっかけで女優を目指したので、朝ドラは自分の中ですごく大きな存在です。大学の卒論で朝ドラ研究をしたほどです。15年間芸能活動をやってきて初の朝ドラ出演で、いままでいつかは出演したいとずっと思っていたので、『ブギウギ』に出演できることになって本当にうれしくて泣きました。
――ご自身の役柄についての印象を教えて下さい。
ぶりっ子な役なのかなと思っていたのですが、台本を読んでみると“女子に嫌われない女子”という印象です。憎めない感じになったらいいなと思いながら演じています。女性と男性の前ではキャラクターを変えているんですけど、女性には結構ズケズケものを言うからずっと猫をかぶっているわけじゃないんです。「グループにひとり、こういう人もいるよね」というような人物です。
梅丸少女歌劇団(USK)のメンバーは、それぞれ演者の性格が役にぴったりだねってよくみんなで話しています。ただ、私自身は名古屋出身なのでリリーのコテコテの大阪ことばには苦戦しました。よく話すキャラクターなのでアドリブも言いたいのですが、大阪ことばなので言えないことも多くあり、普段から大阪ことばを話したり、関西の子と会って話をしながら直してもらったりと工夫しています。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
撮影現場はとても楽しいです。撮影期間が空いたときは、みんなに会いたくて仕方ありませんでした。みんなでご飯を食べに行ったり、一緒にダンスの練習をしたりしてとても仲良くなりました。
ダンスの練習は大変で足がパンパンになりましたが、大変だったことより楽しかった本番が印象に残っています。歌劇の衣装やメイクは初めてで、憧れて夢見ていた世界だったので楽しかったです。
――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
登場人物のキャラクターがはっきりしていて、それをみんながわかりやすく演じ分けているので、多くのキャラクターが出てくるUSKパートは全シーンがおもしろいです。リリーとしては洋食屋のシーンが一番自分のキャラを出せるところだなと思っています。
『ブギウギ』は脚本がとてもおもしろく、趣里ちゃんがヒロインにぴったり!重たいシーンもスズ子のキャラクターで重たくならないのがすごいんです。歌とダンスが融合しているドラマは珍しいし、たくましく、強く生きていくヒロイン・スズ子にパワーをもらってください。