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【保存版】料理ド素人でも簡単にできる「かまぼこの飾り切り」を大手メーカー『紀文』に教えてもらった! | ニコニコニュース

かまぼこの飾り切りで正月気分アップ! 簡単かつ凝って見える“飾り切り”を教えて貰った

 12月に入り、お正月ももうすぐ! 豪華おせちは作るのが大変だけれど、かまぼこの飾り切りを作るだけで、華やかになるし、料理上手に見えて気分も上がりますよね!

 と言うことで、今回は練り物の大手メーカー紀文食品』に、おすすめの飾り切りを紹介してもらいました!

飾り切りはお弁当でも大活躍! 知っていて損なし!

『紀文』のかまぼこの飾り切りやデコおでんなどのアイデアをSNSなどで紹介している、クッキングコミュニケーターの奥津真美さん
『紀文』のかまぼこの飾り切りやデコおでんなどのアイデアSNSなどで紹介している、クッキングコミュニケーターの奥津真美さん

 今回飾り切りを教えてくれるのは、クッキングコミュニケーターの奥津真美さんハロウィンおでんなど、SNSでもバズったレシピを考案しています。

かまぼこの飾り切りを知っておくと、お正月だけではなく、お弁当のおかずとしても大活躍。今回紹介するもの以外も、紀文のサイトで紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね」(奥津さん)。

『紀文』のお正月アイテム。全国各地のスーパーなどで販売
『紀文』のお正月アイテム。全国各地のスーパーなどで販売

 ちなみにお正月に向けて『紀文』では、かまぼこだけではなく伊達巻や栗きんとん、黒豆なども販売中です。

「正月用のかまぼこは、通年で販売しているかまぼことは違い、お正月バージョンになっているので、今しか買えないんですよ」。パッケージだけではなく、練り物の中身もお正月用向けにグレードアップしているとのこと。

 もちろん、今回の飾り切りで使うかまぼこも、お正月用のかまぼこで作ります!

【飾り切りその1】
お雑煮の具にもおすすめ!基本の飾り切り「ねじり蒲鉾」

かまぼこも、そしてこんにゃくでも使える技。断面が増えて味が染みやすくなるのでおすすめ
かまぼこも、そしてこんにゃくでも使える技。断面が増えて味が染みやすくなるのでおすすめ

 まずは飾り切りの基本中の基本、「ねじり蒲鉾」。切り目を入れてひっくり返せばOK! オードブルとしてはもちろん、お雑煮うどん、お吸い物の具としても、一気に華やかになる飾り切りです。

作り方

1かまぼこの薄切りを半分に切る(※厚さは薄めの方が作りやすい。なので、かまぼこの端っこなどちょっと余った部分で作るのもおすすめ)

2.半分に切ったかまぼこの中央に切り目を入れる

中央、1/3程度の幅で切り込みを入れる。切り込みが長すぎると切れちゃうこともあるので、ある程度の幅は残して
中央、1/3程度の幅で切り込みを入れる。切り込みが長すぎると切れちゃうこともあるので、ある程度の幅は残して

3.端の部分を切り込みの中に通す

片方の端を、切り込みで作った穴に通す。折って入れるような感覚で通す。ねじねじ部分が綺麗にできたら完成
片方の端を、切り込みで作った穴に通す。折って入れるような感覚で通す。ねじねじ部分が綺麗にできたら完成

【飾り切りその2】
白とピンクのグラデーションが綺麗な「うさぎ」

 ピンクかまぼこで作ると、赤と白のグラデーション可愛いうさぎ。もちろん白いかまぼこで作った白うさぎかわいい

作り方

1りんごの皮をむくように上の部分をむいていく(※ピンクのところギリギリではなく、白い部分を少し残し、1/3ぐらいまでカットする)

2.(1)で切った部分に、縦の切れ目を入れて通す

うさぎの耳となる部分、(1)で切り離した部分に、縦に切り込みを入れて、あとはねじり蒲鉾と一緒。切り込みに端を通してねじねじを作れば完成。白とピンクのグラデーションが綺麗なうさぎに。好みでゴマなどで目をつけるのもおすすめ
うさぎの耳となる部分、(1)で切り離した部分に、縦に切り込みを入れて、あとはねじり蒲鉾と一緒。切り込みに端を通してねじねじを作れば完成。白とピンクグラデーションが綺麗なうさぎに。好みでゴマなどで目をつけるのもおすすめ

【飾り切りその3】
切り込みを折り込んだら華やかな「クジャク」

 かまぼこの元の形からは想像できない、丸く花びらのような飾り切り「クジャク」。切って挟むだけなのにゴージャス

作り方

1かまぼこに細い切れ目をたくさん入れる(※5mm程度の厚さに切ったかまぼこに、割り箸の太さ分だけ残して細切りにする)

2.細切りにした1つ1つを内側に入れ込む

端っこは残し、細切りにした部分を一つ一つ織り込むように、中に曲げていく。だんだん丸くなってくるので、最後に端と端を合わせれば完成!
端っこは残し、細切りにした部分を一つ一つ織り込むように、中に曲げていく。だんだん丸くなってくるので、最後に端と端を合わせれば完成!

【飾り切りその4】
2024年の干支「辰」はタツノオトシゴで!

 龍の飾り切り、と考えると彫刻刀でアートなレベルが必要だけれど、タツノオトシゴなら可愛いし料理ビギナーでも作れちゃう! これができれば、2024年お正月感はかなりアップ

作り方

1.山側の左寄りのところに、斜めに切り込みを入れて、そこからむいていく

かまぼこを8mm程度の厚さに切ったら、左上部分に切り込みを、そこから上の部分をカーブに沿ってむいていく。端は1cmほど残す。この部分がタツノオトシゴの尻尾部分に
かまぼこ8mm程度の厚さに切ったら、左上部分に切り込みを、そこから上の部分をカーブに沿ってむいていく。端は1cmほど残す。この部分がタツノオトシゴの尻尾部分に

2タツノオトシゴの顔とお腹部分を作る

(1)で切れ目を入れた左上の切り込みを、90度の角度でカット。これで、頭部分とお腹部分に。切り落とした部分は後ほど使うのでとっておきます
(1)で切れ目を入れた左上の切り込みを、90度の角度でカット。これで、頭部分とお腹部分に。切り落とした部分は後ほど使うのでとっておきます

3.頭部分の後ろをギザギザにカット

4.頭部分の後ろをギザギザにカット

背中部分に切り込みを入れて、(2)でカットした三角形を入れると、背びれに。最後に顔部分に、のりやチーズを丸くカットした目玉をつければ完成!
背中部分に切り込みを入れて、(2)でカットした三角形を入れると、背びれに。最後に顔部分に、のりやチーズを丸くカットした目玉をつければ完成!

【飾り切りその5】
緑をプラスするだけで可愛さがさらにアップ! 冬の花「椿」

最後は冬の花「椿」。自立するので、何個か作ってまとめて盛り付けるのもおすすめです。

作り方

1.1.2cmの厚さと、2~3mmの厚さに切る(※分厚い方は土台に、そして薄い方は花びらに使用)

2.分厚い方のかまぼこに切り込みを入れる

花びら部分を差し込むための切り込みを入れる。切り込みはさほど深くなくてもOK。ただし幅はある程度広めに
花びら部分を差し込むための切り込みを入れる。切り込みはさほど深くなくてもOK。ただし幅はある程度広めに

3.薄く切った方のかまぼこを丸めて切り込みの中に入れ、茹でた絹さややサヤインゲンなど緑ものを葉っぱに見立ててカットして入れたら完成

まとめ:作ってみたらどれも2~3分で完成! 思っていた以上に簡単!

 完成系だけを見ると、なんか細かそう、大変そうに見えるかまぼこの飾り切りですが、実際に作ってみると、どれも数分でできるので、挑戦してみる価値あり。一見難しそうなタツノオトシゴも、ここが尻尾、ここが頭、とわかると、サクサク作れちゃいます。

 おせちを作るのは大変だけれど、ちょっと正月っぽさを出したいよね~、というときはもちろん、今後、お弁当うどんやお雑煮の具とか、チャーハン皿うどんトッピングなど色々応用可能。可愛らしくて楽しくておすすめですよ!

(取材・文◎いしざわりかこ)

DATA

紀文食品「家族で楽しむ飾り切り&デコ」

https://www.kibun.co.jp/magazine/kazarigiri/index.html

食楽web

(出典 news.nicovideo.jp)

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