板前歴21年のプロが教える「醤油味の袋ラーメン」を劇的においしくする方法がスゴい まるで屋台の味に… | ニコニコニュース
表記通りに作っても最高においしいインスタントラーメンだが、ひと手間加えるとさらにおいしく食べられる?
明治45年創業の料亭がルーツの「仕出し割烹 しげよし」による「プロ直伝のレシピ」をわかりやすく紹介しているYouTubeチャンネル『料亭スタイル』で、「市販のインスタントラーメンが10倍旨くする方法」として醤油ラーメンのおいしい食べ方が投稿されていたので、Sirabee編集部は実際に試してみた。
■醤油ラーメンの材料
・醤油味のインスタントラーメン 1袋
・鶏もも肉 150g
・長ねぎ 5cm
・かつお節 1〜2g
・酒 小さじ2
・みりん 小さじ2
・醤油 大さじ
動画では「マルちゃん正麺」を使っていたのでこちらがおすすめ。比較用に「サッポロ一番しょうゆ味」でも試してみる。長ねぎは5cmを輪切りに、鶏もも肉は細かくカットしておく。
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■旨みがたっぷり
袋に記載されている水(500g)を鍋に入れ、酒とみりんを加えて沸騰させる。その後鶏もも肉を入れて再沸騰するまで火にかける。こうすることで鶏肉の出汁が出るので、ラーメンに鶏の旨みが加わる。
沸騰したら麺を入れ、軽くほぐれるようになったらスープも入れて3分茹でる。通常の作り方ではお湯だけで麺を茹でてあとからスープを加えるが、スープと一緒に茹でることで味がしっかり入るのだという。
麺を茹でている間、器に長ねぎとかつお節を入れて電子レンジで30秒加熱し、レンジから取り出したら醤油を加えておく。
麺が茹で上がったら器に入れて完成だ。付属のスープに加えて醤油まで足しているのでやや味が濃くなっていそうな印象だが、気になる味は…
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■味に深みが増しておいしい
鶏もも肉、長ねぎ、かつお節が入っているので旨みが増しておいしい。そのまま食べても十分に本格的な味の「マルちゃん正麺」が、まるで「屋台の中華そば」に近いような深みのある味になった。
スープを入れて麺を茹でているので、麺にも味が染み込んでいる。食べる前は醤油の味が濃いのではないかと心配していたが、意外とバランスが取れていて濃さはそこまで感じない。水菜をトッピングすると非常においしかったのでおすすめだ。
鶏もも肉がないときは、鶏ガラスープの素で代用したり、長ねぎとかつお節と醤油だけでも取り入れたりとカスタマイズしてみると良さそう。すごくおいしいレシピなのでぜひ試してみてほしい。
「サッポロ一番」でも試してみたところ、こちらもさらに旨みが増しておいしい。ただ、サッポロ一番特有の醤油味が強いので、マルちゃん正麺ほどは「屋台の味っぽさ」はなかった。この方法で作るならマルちゃん正麺のほうが合っていると感じる。
『料亭スタイル』では他にも、「サッポロ一番塩らーめん」がおいしくなる方法も投稿している。こちらも過去にレビューしているので、気になる人はチェックしてほしい。
板前歴20年が教える「サッポロ一番塩らーめんが3倍おいしくなる作り方」
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■インスタントラーメンが屋台の味に
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■執筆者プロフィール
二宮新一:エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。
グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。
仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。