そこで今回は、東海エリアの玄関口として多くの観光客が訪れる名古屋駅の新幹線改札を基点に、歩いて5分ほどで行ける各ジャンルの“超駅近店”のみを厳選してピックアップしてみた!2022年11月に開業の「ジブリパーク」(愛知県長久手市)をはじめ、名古屋城やレゴランド・ジャパン・リゾート、飛騨高山、伊勢神宮など、東海エリアの人気観光スポットへ訪れるには、何かと名古屋駅を経由することも多い。旅行のついでにぜひ足を運んで、マイベスト名古屋めしを見つけてほしい。
1947年創業。名古屋名物の代名詞でもある“みそかつ”を全国に広めた立役者で、東京や大阪にも出店する名店。さらりとしたみそだれは、門外不出のレシピで作るオリジナル。店おすすめの「極上リブ鉄板とんかつ」(単品1500円、定食1900円)は、とんかつの衣にみそだれがジュワッと染み込み、ジューシーで柔らかい豚肉の旨味を引き立たせている。
●矢場とん 名古屋駅エスカ店 / 時間:11:00〜22:00(LO21:30) / 休み:なし(エスカに準ずる)
ちなみにテイクアウト目的なら、新幹線改札口からあおなみ線改札方面に進み、手前から3店舗目にある「矢場とん JR名古屋駅店(お持ち帰り専門)」の利用が便利だ。
名古屋市天白区に本店を構える、うなぎとひつまぶしの専門店。うなぎは脂がのったものを生きたまま打ち水にさらし、熟練の職人が毎朝1匹ずつ手作業でさばく。ほかにも、伝統製法によるたまりをベースに調合するタレや、専属のお米マイスターがブレンドした米など、素材へのこだわりが強い。おすすめは「上ひつまぶし」(4450円)だ。
●まるや本店 JR名古屋駅店 / 時間:11:00~21:00(LO21:30) / 休み:なし
唐揚げにタレを付ける発想から生まれた、手羽先唐揚げ発祥の店、風来坊。「手羽先唐揚げ」(5本550円)は、食材のサイズから肉質までを指定して仕入れ。表面をパリッとさせる2度揚げや、コクと甘味のある熟成ダレ、塩コショウとゴマを振りかける仕上げなど、誕生以来変わらない味を守り続けている。骨までしゃぶって、味わい尽くそう!
●風来坊 エスカ店 / 時間:11:00~22:00(LO21:30) / 休み:なし(エスカに準ずる)
■【味噌煮込うどん】山本屋本店 エスカ店
小麦粉と水だけで打った麺をしっかりと噛みながら、赤味噌にカツオダシを効かせたスープとの相性を楽しむのが「味噌煮込うどん」の醍醐味。かしわ(鶏肉)入り(1859円)や黒豚ロース入り(2409円)などのバリエーションも楽しめる。名古屋駅構内の「名古屋うまいもん通り 広小路口」にも店舗があり、こちらは11時から22時までの営業。
●山本屋本店 エスカ店 / 時間:10:00~22:00(LO21:30) / 休み:なし(エスカに準ずる)
名古屋駅では、新幹線またはJR在来線のプラットホームで全9店舗を営業する、立ち食いスタイルのきしめん専門店。新幹線やJR各線を利用するか、入場券を購入しないと味わえないが、ノーマルな「きしめん」は380円とそのコスパは最強だ。また、在来線の各店舗にはフライヤーが完備されているので、揚げたての天ぷらをトッピングしてくれる。
●住よし 新幹線下りホーム店 / 時間:6:00~21:40(LO21:30) / 休み:なし
ちなみに、新幹線・JR各線の改札外で利用したい人は、新幹線南口改札と、在来線中央口改札のちょうど真ん中あたりにある「驛釜きしめん」が新幹線改札口から最も近い。
1962年創業で、台湾ラーメン発祥の店。名古屋を中心にほかにもいくつかグループ店があるが、ここと大名古屋ビルヂング店の2店舗は今池本店の系列だ。炒めた挽き肉とニラがどっさり入った鶏ガラスープの「台湾ラーメン」(880円)は、人によっては涙ぐむほどの辛さが特徴。刺激的な味にハマる人があとを絶たない。
●味仙 JR名古屋駅店 / 時間:11:00~23:00(LO22:00) / 休み:なし
■【あんかけスパ】スパゲティハウス チャオ JR名古屋駅太閤通口店
あんかけスパは、とろみのあるあんかけソースに、直径2.2ミリの極太麺を合わせたボリューム満点の名古屋めし。チェーン店から個人店まで多数の専門店があるが、ソースの味は店ごとに個性がある。チャオのマイルドでクセが少ないソースは、あんかけスパ初挑戦の人にもおすすめだ。トマトを中心とした野菜の旨味とスパイス、ハーブの配合が唯一無二の味を生み出している。人気メニューは「ミラカン」(900円〜)。
●スパゲティハウス チャオ JR名古屋駅太閤通口店 / 時間:11:00~23:00(LO22:00) / 休み:なし
ダシの風味が香るとろみのあるカレールーを、もちもち食感の極太うどんに絡めて食べるのが名古屋スタイルのカレーうどん。若鯱家は、東海エリアでは「ちゅるちゅるうまうま♪」のCMでお馴染みのチェーン店だ。エスカ店では「カレーうどん」(1001円)のほか、きしめん(704円〜)や「手羽先」(3本462円ほか)といった名古屋めしも味わえる。
●若鯱家 名古屋駅エスカ店 / 時間:11:00~15:00(LO14:30)、17:00~22:00(LO21:15)、土日祝は11:00~22:00(LO21:15) / 休み:なし(エスカに準ずる)
■【その他/スガキヤラーメン】らーめん 寿がきや 名古屋エスカ店
名古屋人が愛してやまない、ラーメンと甘味のファストフード「スガキヤ」。名古屋駅には、落ち着きのあるスタイルにバージョンアップしたワンランク上のブランド店がある。スガキヤのラーメンと同じ和風とんこつスープの「白ラーメン」(630円)も材料や手間暇を惜しまず磨き上げ、ひと味違う仕上がりに。
●らーめん 寿がきや 名古屋エスカ店 / 時間:11:00~20:00(LO19:30) / 休み:なし(エスカに準ずる)
■【その他/小倉トースト】喫茶 リッチ
1971年のエスカ創業当時から営業を続けるレトロな喫茶店。名古屋めしと呼ばれるメニューの中で唯一の甘味である、「小倉トースト」(660円)がおすすめだ。こちらでは、厚切りトーストにあんを挟んだサンドイッチスタイルで提供。ほかにも、名古屋喫茶の代名詞ともいえる「モーニングサービス」(ドリンク代のみ)、「鉄板ナポリタン」(1089円)も楽しめる。
●喫茶 リッチ / 時間:7:00~20:30(LO20:00) / 休み:なし(エスカに準ずる)
名古屋コーチンをはじめとした鶏料理にこだわる専門店。名古屋コーチンの玉子とモモ肉を使用した「名古屋コーチン親子丼」(1580円)は、全国丼連盟が行う「全国丼グランプリ(親子丼部門)」で金賞を6度も受賞した人気メニューだ。名古屋コーチンを使用した贅沢な手羽先や、もう1つの名物である唐揚げが付いたセットにも注目!
●鳥開総本家 名駅エスカ店 / 時間:11:00~22:00(LO21:00) / 休み:なし(エスカに準ずる)
名古屋の玄関口である名古屋駅には、今回紹介しきれなかった名古屋めしの名店がまだまだたくさんある。名古屋に着いたらまず一食!そして、帰る前にも〆の名古屋めしを味わってみては?
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