キスマイは、ジャニーズ事務所に所属していたSMAPにとって最後の後輩。デビュー時の担当マネージャーは飯島三智氏(現在は稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の所属事務所「CULEN」代表)で、SMAPのチーフマネ。キスマイの派生ユニットである舞祭組(宮田俊哉、二階堂高嗣、横尾渉、千賀健永)を中居が完全プロデュースしたのも、この縁だった。
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今回、キスマイ7人のなかでも藤ヶ谷だけに白羽の矢が立ったのは、中居の親友である鶴瓶と「A-Studio+」(TBS系)の司会を務めていることも大きい。しゃしゃり出ないスタンスと簡潔な質問。“エンタメの申し子”SMAPを近い距離で見てきただけあって、その立ち居振る舞いは申し分ない。
音楽面ではグループで今年1月から全国アリーナツアー、5月から5大ドームツアーを成功させた。このアリーナツアーの千秋楽から、あるルールが導入された。ツアー中に宿泊先で集合時間の10分以上前に集まったメンバーは、個人でタクシー移動するというものだ。マネージャーから一方的に告げられたが、メンバーは納得できなかった。
「キスマイは7人全員が時間厳守で、基本は5分前行動。遅刻の前科もありません。なかでも二階堂さん、横尾さん、藤ヶ谷さん、玉森(裕太)さんは15分前行動。定刻通りに集まったメンバーやマネージャーが遅刻さながらになってしまうため、中間をとって“10分前”の線引きがされたのです。横尾さんは納得できず、『遅刻していない側なのになぜそのルールなんだよ』と反発したそうですが」(週刊誌の芸能記者)
キスマイは、「〇時に部屋を出る」という集合の方法。藤ヶ谷は、ルールが導入された翌日から集合10分前に部屋の扉の前に立って待機。「3……2……1……」とカウントダウンして、10分前ジャストになった瞬間に廊下に出た。同じタイミングで部屋から出てきたのは、二階堂と横尾と玉森だった。
「藤ヶ谷さんは中居さんとプライベートで東日本大震災後の福島県まで足を運んだことがあり、レギュラー番組終了の際にはルイ・ヴィトンのバックをプレゼントされています。ドラマで共演した木村拓哉さんからは私物をどっさりもらっており、木村さんがプライベートで通うインディアンジュエリーの店に連れて行ってもらったことも。草なぎさんからは、リーバイスでも世界で数えるほどしか出回っていない大戦モデルをもらっています」(前出・芸能記者)
中居のみならず、SMAPから寵愛されていた藤ヶ谷。隠れた大物だった!?
(伊藤由華)