「会社休み」の次は「出勤無理」がトレンド入り 雪国民からは不満の声も | ニコニコニュース
24〜26日にかけて10年に1度クラスの最強寒波が訪れている日本列島。そんな中、SNS上では昨日に引き続き、働く人々の悲痛な心の叫びがトレンド入りし、話題となっている。
■各地で積雪の影響
昨夜からきょう朝にかけ普段は雪の少ない地域にも積雪がみられ、交通にも大きな影響が。
路面凍結を起こしているところも多く、関西では鉄道のほか高速道路や国道も通行止めに。JR京都線と琵琶湖線では一時15本の電車が乗客を乗せたまま駅の間で動けない状態になり、体調不良を訴える人もいたという。
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■「出勤無理」に雪国民は…
こうした状況の中、SNS上では「出勤無理なんだが?」「道路が凍ってカチカチだったからこれは出勤無理」などと投稿が相次ぎ、昨日の「会社休み」に続いて「出勤無理」がトレンド入りした。
このワードを目にした普段から雪の多い地域のユーザーからは「情けない」「こんな雪で出勤無理なんて甘えてますわ」「トレンドの出勤無理の画像を見ては出勤無理!? それっぽっちの雪で!?!?」などといった意見が。
なかには「出勤無理ってのはなぁ! こういうときのことを言うんだよ!」と大量に積もった雪の画像を添えて不満を爆発させる人もみられ、“雪で出勤できなくなる”というのは理解し難いという人もいるようだ。
■「なんで行けると思った?」の声も
しかし、「当地で積もるのめずらしい」というような人たちからしてみれば車はノーマルタイヤであることが多く、スタッドレスタイヤが当たり前の地域とは危険度も違う、というのも事実のよう。とくに雪に慣れていない地域は公共交通も乱れやすいほか、電車が止まった、車も持っていない、持っていても通行止め、となると徒歩が可能でない限り出勤が無理だというケースも。
そのため、一部からは「雪国民だからこそ、ノーマルタイヤ雪なし県民の運転の危なっかしさ知っとるやろ」「もう1時間半ぐらい止まってる。隣の車も後ろの車もノーマルタイヤやねんけど…。なんで行けると思った?」などと厳しい状況を伝える声があがっている。
ほかにも、不満をぶつけるべき相手について、「出勤させる会社が悪い」との意見もみられた。
■“退勤無理”の人も
また、24日午後5時ごろ京都駅で嵯峨野線の電車に乗車後、12時間がたった午前5時の時点でも出発せず電車内に留まったままという人もいたほか、「出勤無理じゃなく退勤無理なんだが?」と、そもそも帰宅すらできていないという声もちらほら。
一方で「寒すぎてメンタル的に出勤無理状態」「出勤無理では無い。出勤したくない」なのだという声もみられ、「出勤無理」は物理的なものと精神的なものに多少なりとも分かれるようだ。
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