入社1週間前に20人超を内定取り消しか 「稼ぐ人は年収8000万円」と募集 不動産会社の社長「被害受けた人に全員補償」と謝罪 | ニコニコニュース
入社1週間前に大勢の内定が取り消された――。賃貸管理を手がけるという「ネクサスプロパティマネジメント」での、採用をめぐる複数の報告がTwitter上で波紋を広げています。同社の代表を務める廣兼卓真氏(Twitter上では「ぼのぼのですよ」のユーザー名で活動)は3月31日、本件について、「お騒がせして申し訳ありません」などとTwitter上で謝罪しました。内定を取り消された応募者は20人以上におよぶとみられています。
廣兼氏は1月19日にTwitterで、事業拡大のため、不動産の営業担当者を募集するとして、自身が出演する動画を投稿。現在の社員数は約23人で、未経験者が8割なものの、年収について「うち固定給がもちろんありますけど、歩合が大きい会社なので、一番稼いでいる人は年収8000万円ぐらいですね」などとアピールしていました。
ところが、Twitter上では3月30日ごろから、同社での採用について、入社1週間前に内定を取り消され、問い合わせても代表と連絡が取れないなどと伝えられた、という報告が上がる事態に。同社に内定を取り消されたというユーザーは複数確認されており、なかには2次面接で社員ではなく業務委託契約であると伝えられた、といった主張も見られました。
廣兼氏は本件について、「弊社の内定取り消しの件でお騒がせして申し訳ありません。私の口から説明させていただくのでもうしばらくお待ちください」とコメント。内定取り消しで金銭的な被害を受けた人には全員補償するため、週明けから全員に補償内容の提案の連絡をするとしています。
なお、同社の公式サイトには3月31日21時30分時点では、本件に関する発表などは掲載されていません。ねとらぼ編集部では同社に本件について問い合わせ中で、回答があり次第追記を予定しています。