<卓球女子団体>日本が中国との決勝へ=中国ファン「美和は兄よりラッキー」「銀メダルおめでとう」 | ニコニコニュース
パリ五輪卓球女子団体準決勝で日本がドイツを破り、決勝進出を決めた。
8日に行われたドイツとの準決勝、第1試合のダブルスでは早田ひな/平野美宇ペアが第1、2ゲームを連取。第3ゲームこそ落としたものの接戦となった第4ゲームを取り、ゲームカウント3-1で勝利した。
第2試合のシングルスでは張本美和が0-3でまさかのストレート負け。第3試合は平野が終始、優位に試合を進めて3-0のストレートで勝利した。第4試合には再び張本が登場し、第1ゲーム序盤こそ大きくリードされるも逆転で奪うと、第2ゲームもものにし、第3ゲームは圧巻の11-0で勝利を決めた。
張本は試合後に涙を流して喜んだ。インタビューでは「ホッとした。(1試合目の)負けから気持ちを切り替えるのが難しかった」と再び涙を見せた。
この結果、日本は銀メダル以上が確定。決勝は韓国を3-0で下した中国と対戦する。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「日本女子団体が決勝進出」がトレンド1位に。ネットユーザーからは「妹が勝ってくれて、張本(智和)はうれしいだろうな(涙)」「(張本美和は)兄よりラッキーだ。チームメートが強いから」「16歳の美和、お疲れさま」「努力した人がみんな報われますように」といった声が上がった。
一方で、中国との対戦については「決勝は中国が必ず勝つ」「銀メダルおめでとう」「他国にとってはある意味、銀メダルが金メダルみたいなもの」「中国は日本と戦う準備はすでにできている」「中国チームは強いぞ」など、中国の金メダルを信じて疑わないコメントが相次いだ。
決勝は10日午後10時(日本時間)から行われる。(翻訳・編集/北田)