米ネブラスカ州オマハで暮らすペイトン・ストーバーさん(Peyton Stover、23)は9月15日、第1子で息子のキャッシュ君(Kash)を出産した。
出産のわずか48時間前まで自分が妊娠していることに気づかなかったというペイトンさんは、これまでの体調不良は新しい仕事によるストレスだと思っていたそうだ。
ペイトンさんは出産に至るまでの経緯をこう振り返った。
「教師になって1年目の私は自分が妊娠していることに気づかず、新しい仕事のストレスで疲れているだけと思っていたんです。でも脚が浮腫むようになって、母親に背中を押されて病院に行ったところ、妊娠していることが分かりました。予想もしていない結果にとても驚きましたが、その後もう一度検査を受けた時も間違いなく陽性とのことでした。医師は超音波検査で画像を見ながら『あなたは確実に妊娠しています』と言いました。そしてその時、私の腎臓と肝臓が正常に機能していないことが明らかになったのです。」
その後もペイトンさんの病状は悪化する一方だったため、医師からは母子の命を救うために緊急帝王切開を行う必要があると告げられたという。
そして9月15日、出産予定日より10週間ほど早く体重4ポンド(約1814グラム)のキャッシュ君が誕生した。この日は偶然にもペイトンさんの誕生日だった。
出産後、医師から高血圧を主症状とする命に関わる深刻な妊娠合併症である「子癇前症」を発症していたことを告げられたペイトンさんは、キャッシュ君を産んだメソジスト産婦人科病院(Methodist Women’s Hospital)の別の階に1週間入院し治療を受けたそうだ。
そんな彼女は、出産を機に自分の体の声に耳を傾けるようになったとしてこのように述べている。
「私はこれまで病院に行くことがあまり好きではありませんでした。でもそんなことは言っていられないことが今回の出産でよく分かったんです。私は高血圧でとても怖い思いをしました。もしあの時入院していなかったら、おそらく週末を乗り切ることはできなかったでしょう。」
また彼女のパートナーであるトラビス・コースターズさん(Travis Koesters)は、今回の急な出産についてこう語っている。
「入院が必要だと言われたその日の夜に、ペイトンは出産することになりました。私たちはいつか子供が欲しいと思っていましたが、一夜にして突然親になったという感じです。でも実際に抱っこしたり、ミルクをあげていると実感が湧いてきました。キャッシュは紛れもなく私たちの赤ちゃんなのです。」
なお誕生から1か月ほど経ったキャッシュ君は体重も増え、順調に成長しているそうだが、現在のところ退院の目処は立っていないとのことだ。
画像は『New York Post 2022年10月11日付「Nebraska woman gives birth just 48 hours after she realized she was pregnant」(KETV)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)
この人がそうか知らないけど、肥満気味の人は気づかないことがある。
うちの母も臨月まで気づかなかったって言ってるなあそして産まれたのが私です