美の基準は人それぞれで、理想の美を追求する理由もまた人によって異なる。
ブルガリアに住む女性は、美容整形で唇を膨らませることをやめられず、これまで何十回もフィラー施術(ヒアルロン酸注入)を受けてきた。
ブラッツ人形のように見せたいという思いから、繰り返しフィラーを注入して唇をより大きくしている女性は、「世界一大きな唇を持っている」と自称している。
ブルガリアのソフィアに住むアンドレア・イワノワさん(25歳)が、美容整形に目覚めたのは2018年のことだそうだ。
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アンドレアさんは、豊胸手術で75のCカップからEカップに大きくした。が、一番夢中なのは、唇を大きくすることだ。
既に十分膨らんでいる唇がアンドレアさんのインスタグラムでもシェアされているが、なんだかそれ自体が別の生き物のようにぽってりかつヌメヌメとしていて、見ているだけで吸い込まれそうになるほどだ。
それでも、アンドレアさんはヒアルロン酸(1回約42000円)を2週間に1度は注入し、更に大きくしたいという。
この唇では、食事の時に食べにくいという不便さを抱えているようだが、それでもアンドレアさんの美への欲望は止まることがない。
日本円にして約130万円の費用をかけこれまで32回の施術を行い、ぼってりと膨らませた唇は、「世界一大きな唇」と自称しているが、もっと続けてブラッツ人形のように見せたいそうだ。
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過ぎた施術は致命的と医師は警告
アンドレアさんは、既に医師から「やりすぎ」と注意を受けている。
また、これ以上施術を繰り返していると、致命的になる可能性があるとも警告されている。
でも、私は自分の唇が大好きなの。リスクはわかるけど、やめないわ。
もう、どれだけ費用をかけたかもわからなくなっちゃったぐらい、唇の施術をしてるわ。
このように話すアンドレアさんは、先月25歳の誕生日を迎えたお祝いとして、唇だけでなく顎にもフィラーを注入した。
世界で最もシャープな顎を目指しているの。だって、記録が欲しいんだもの。
アンドレアさんは、施術をして、自分が満足できる容姿になると自信を高めることができると語っている。
現在、2万人以上のフォロワーを抱えるインスタグラムには、「セクシー」「ポップな唇がいい感じ」といったコメントから、「これを美しいと思うなんて、世界はおかしくなっている」「精神的に問題があるのでは」という辛辣なコメントまで賛否両論だ。
それでも、アンドレアさんの美への追求は、果てしなく続く。
References:'I have the world's biggest lips - doctors tell me I could die but I won't stop'/ written by Scarlet / edited by / parumo
<このニュースへのネットの反応>
どうしてこの手の人は元々美形なのをわざわざブチ壊すんですかね…
これが本当のタラコ唇
まぁ本人が満足してるならいいけど、あまり見たいものではない。
頼まれたからってここまでする整形外科医にも問題あるでしょう。といってもなかなか法規制は難しいと思いますが。
女性は顔をパーツで評価し、男性はバランスで評価する、って話を何処かで聞いたな。自身が幸せなら止めはしないが、異性のパートナーを見つけるのは難しいでしょうね。