堀ちえみ、医師からの“完治”宣言に涙「娘の晴れ姿を見られると思っていなかった」 | ニコニコニュース
この日56歳の誕生日を迎えた堀は、取材冒頭で記者から花束を贈られ、満面の笑みを浮かべた。そして「日付が変わる前に、家族から『おめでとう』って言ってもらいました」と笑顔で報告し、「もう56歳なんだなと。15歳でデビューしましたから…あっという間でしたね」としみじみ。
昨年40周年を迎えたことにも触れ、「振り返ってみて、色濃い人生だった。いろいろな経験ができて、とても充実した一生になるんだろうなと」と前を向きながら、「みなさんがいらっしゃったから、支えていただけたから、ここまで来られた。1人で来たわけじゃない。それがうれしいです」と力を込めた。
現在の体調については、「2月で手術から丸4年。『5年で一区切り』と言われていましたが、私の場合は早い段階で『もう再発の心配はありません』と言っていただけて」と、医師から完治の宣言を受けたことも報告。「今年の1月に娘の成人の日も迎えられたんですが、それすらも夢のよう。娘の晴れ姿を見られると思っていなかった」と、涙ながらに喜びを伝えた。
堀は「第6回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で芸能界入りし、1982年3月に「潮風の少女」でデビュー。83年にはドラマ『スチュワーデス物語』が大ヒットした。現在は、7児の母となり、テレビ出演のほか、教育、健康にまつわるトークショー、音楽活動など幅広く活躍している。
2019年にはステージ4の舌がん、右のリンパ節への移転が見つかり、舌の6割超とリンパ節を切除し、太腿の組織を移植して再建する大手術を乗り越えた。著書『Stage For~舌がん「ステージ4」から希望のステージへ』(扶桑社)やオフィシャルブログを通じて、闘病体験を発信してきた。
昨年デビュー40周年を迎え、日々ボイストレーニングやリハビリを行い、今回のコンサートが実現。2017年以来、6年ぶりのコンサートとなり、4月7日に大阪・フェニーチェSACAYでも開催される。