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キャバ嬢たちのプライベートを無視したデートは厳禁!

キャバ嬢から“営業時間終了後のデート”で嫌われてしまう客のNG行為5選 | ニコニコニュース

 大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。既婚者じゃなくて、定職に就いていて、女を殴らない、「お金貸して」と言わないだけでいいのに、そんな男はどこにもいなくて泣いています。早く幸せになりたい。まさに限界ホステスです。

 その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、クソ客撲滅を目指した発信をしています。

◆“アフター”はサービス残業です

 キャバクラを利用して、お酒を飲んで盛り上がり、お目当てのキャバ嬢を“アフター”に連れ出す。これもキャバクラ遊びの醍醐味と言えるかもしれません。

 アフターとは、営業時間終了後いっしょに出掛けることですが、忘れないでいただきたいのは、キャバ嬢にとって、アフター=サービス残業であるということです。アフターには時給がつきません。かといって「だるいわー」「眠いわー」「疲れたわー」という顔をして、スマホをいじっているわけにもいかない。

 アフターだってお仕事なので、ニコニコ笑顔で男性をおもてなしします。「このお酒、すっごく美味しい!」と言いながらきっちりお客様を接待します。残業手当なしの時間外労働でしかありません。「行きたくねー」が本音です。

 とはいえ、男性にとってはお店の外でお気に入りのキャバ嬢と過ごす特別な時間。どうしてもアフターに行きたいんだ!という気持ちは理解しています。愛する読者の皆さまには、せめて“嫌われないアフター”を心がけてほしい。

 そこで今回は「アフターでキャバ嬢に嫌われるNG行為5選」をご紹介します。
 
◆①時間が長い

 お気に入りのキャバ嬢と待ちに待ったアフター。テンションが上がって、「今日は朝まで!」「完璧なデートプランを思いついたぞ!」なんて気分になるのはわかりますが、落ち着いてください。

 深夜に食事をするのも、売上にならないお酒を飲むのもキャバ嬢にとっては罰ゲームでしかないことをお忘れなく。食事やお酒をご馳走したことはプラスにカウントされません。そんなもん、彼女たちは自分でまかなえます。そもそも深夜の飲食は、むくみや肥満の原因になるので大大大嫌いです。

 お店の外でゆっくり食事がしたい、お酒を飲みたいなら同伴がベストです。

 アフターは残業です。お手当なしの時間外労働です。1時間程度でサッと切り上げて、タクシー代を渡して帰るのがスマートです。素敵です。

◆②執拗なボディタッチセクハラ

 キャバクラの飲み代はけっして安くありません。男性にとっては、いくら払えば何をどこまでできるのか、が不明瞭であるが故に、期待も膨らむわけです。シャンパンや高いブランデーをおろす甲斐もあるわけです。

 ところが、触れない、Hなことなんて到底できそうにもないとなると「そりゃあ、あんまりだ!」と憤慨する男性も中にはいらっしゃいます。たったの一晩のお遊びで何をどこまでどうしようとしていたのか知りませんが。

 そしてどうにかこうにか元を取ろうと考えた結果、アフターでセクハラ三昧……。触る、スカートの中に手を入れる、「チューしよう!」と迫る、など。許しがたいことです。ボディタッチセクハラを受け入れるのはキャバ嬢の仕事ではありません。

 ましてやお店の黒服さんのいない場所を選んでそのような行為に至るのは卑怯極まりないことです。

 オッパイを触りたいならセクキャバへどうぞ。

 また、複数人でのアフターなら問題ありませんが、2人きりで出かけるアフターで「個室を予約しておいたよ!」は、ちょっと怖いです。よほど仲良くなってからのほうが無難でしょう。

◆③「ラブホに行こう」と駄々をこねる

 アフター=ラブホまでがセット、と勘違いしていらっしゃるお客様も少なくありません。よほど売上がキツくて枕営業ばっかりしている安い女としか遊んでこなかったか、キャバクラを利用するのがそもそも初めてで、アダルトビデオエロ漫画に描かれているようなファンタジーを鵜呑みにしてしまったか、いずれにせよピュアで単純でお馬鹿さんな男性です。

「Hなことができるなら来週も同伴する」「売上に貢献するから」。ベッドインありきの、ケチな客だと自ら名乗っているようなものです。よしましょう。

「ルームサービスが美味しいんだよ!」「少し休憩していこうよ!」。それで釣れた女、いままでいたのかよ!とツッコミたくなります。

 Hなことがしたい男性はそういうお店を利用した方が安くて、確実では?と毎回不思議でたまりません。

◆④「家まで送る」と言って引き下がらない

 アフターでお食事やお酒をご馳走になって、さて帰りましょうか、というところで「家まで送っていくよ!」と言われてしまうことがあります。正直、ごっつい迷惑です。

 まず、①どうでもいいオッサンと車内で2人きりになりたくない。暗くて狭い車内でオッサンと2人きりにされる苦痛を想像してみて欲しいです。

 ②タク代をよこせ。アフターはサービス残業です。でもタダで残業させるのはよくないことですよね?きっちりタクシー代を渡しましょう。「家どこだっけ?これで足りる?」などと言わずに、さっさと1万円を出しなさい。

 ③家バレしたくない。これにつきます。誰が好き好んでどうでもいいオッサンに住んでいる家を教えるのでしょうか。いい加減にしてください。
 
◆⑤説教をする

 アフターでボディタッチセクハララブホ、「家まで送っていくよ!」も、ことごとく断られてムキになった男性が言いがちなことNO.1は、「この仕事舐めてる?」で、NO.2は、「オレ、客だよ?大丈夫?」で、NO.3は「そんなことだから売れないんだよ」です。

 お仕事は舐めていませんがキモいケチ客のことは舐めています。キャバ嬢だってお客様を選んでいます。お金を払えば誰でもお客様になれると勘違いしている男性があまりにも多すぎます。

 彼女はキモいおっさんを相手にしなくても稼げているから、キモいおっさんの相手をしないんです。少し考えたらわかることですよね。お気を確かに。

◆それ、社交辞令です

 今回は、「アフターでキャバ嬢に嫌われるNG行為5選」をご紹介しました。キャバ嬢に嫌われてもいいんだ!というつもりで遊んでいる男性は勝手に嫌われたらいいですが、読者の皆さまにはどうか意中のキャバ嬢と末永く、好かれはせずとも、嫌われずに遊んでいただきたい。

「たまには息抜きしなよ!」「癒しが必要なんじゃない?」「ご褒美だよ!」。キャバ嬢をアフターに誘う際にオッサンが言いがちなこと3選です……。テンプレとして、「嬉しい!ありがとう!」と、お答えしますが、もちろん社交辞令です。

 繰り返しますが、アフターはさっさと切り上げて、タクシー代を渡して帰りましょう。

 今晩も節度を守って楽しい夜遊びを。

<文/みずえちゃん>

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。Twitter@mizuechan1989

たまには着物を着るみずえちゃん

(出典 news.nicovideo.jp)

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