結婚生活で感じるストレス・・・それってうつ病!? | ニコニコニュース
結婚生活で感じるストレスは何か気になりませんか?結婚生活で最も変わるのは時間の変化、人間関係の変化です。男性と女性では結婚生活におけるストレスの感じ方が異なります。ストレスを感じているのであれば先ずはお互いが感じているストレスを打ち明けることから始めましょう。
楽しいと思っていた結婚生活でも、時には意見が食い違って喧嘩したり、お互いにこれなら一人の方が楽だったかもと考えたりする事も出てくるでしょう。育った環境の違う男女が一緒に暮らしていくのですから、時には意見の相違や習慣の違いに戸惑うこともあるでしょう。
結婚生活で感じるストレスは結婚うつ病?
結婚生活は楽しい事も多いですが、時には相手がストレス原因となり顔も見たくなくなる事もあるでしょう。ストレスが多すぎると、結婚生活が引き金となってうつ病になってしまう事もあります。幸せなはずの結婚生活が、どうしてうつ病と関係あるのでしょうか。
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イベントが多い
結婚すると色々な行事がついて回ります。結婚式は勿論、新婚旅行や引っ越し、仕事の変化など、自覚がなくても精神的に疲れる場合も多いのです。思い描いていた理想の結婚生活と現実のギャップに苦しむ事もあるでしょう。
変化の連続がストレスになる
結婚をきっかけに女性だったら仕事を辞めることになったり、フルタイムからパートになったりして働き方が変わったりします。
今までバリバリのキャリアウーマンだった人が一転して専業主婦になるケースもあるでしょう。
このように、結婚によって働き方が大きく変わり、生活がガラっと変わってしまうと、新しい環境によって刺激を受けたり、独身時代バリバリ働いていた自分とのギャップを感じ、ふとした瞬間に寂しくなったり不安を覚えるようになったりします。
パートナーから共感が得られない
一方で、男性は女性と比べると、結婚後に仕事や生活において大きな変化が生じることは少ないこともあり、女性側のストレスに気づいてあげられないケースが多くあります。夫婦で理解し合えず、片方の精神的負担が大きくなって、家庭の雰囲気が悪くなってしまう事もあります。
夫の理解や共感が得られないことで、女性が誰にも相談できず、一人で抱え込むような状況は精神的によくありません。このような状況が続いてしまうとうつ症状へと発展してしまうのです。
結婚するということは、今までの生活が大きく変化するということでもあります。この変化に、夫婦が互いに手を取り合い、協力し合って順応していく事が必要不可欠です。どちらか一方がストレスを抱えた時は、寄り添い、話を聞いてあげるだけでもストレスの緩和につながります。こまめにコミュニケーションをとり、お互いの気持ちを思いやった、ストレスの少ない夫婦生活を送りたいですね。
一人の時間が激減する
結婚すると、シングルの時と比べて一人になる時間が激減しますよね。特に男性は独身時代を謳歌していた名残から、結婚生活による縛りにうつを感じてしまう事が多いようです。
慣れない家庭と職場との行き来で、今まであった自由な時間やプライベート空間が持てない事からストレスを感じるようになるのです。男性は気遣われたり慰められると、「自分は弱いなぁ」と感じてしまうので、落ち込んでいる時は、奥さんはあまり過度に関わらないようにしましょう。
何も余計な事は言わず、温かく見守っているだけでも十分なのです。
人間関係が変わる
結婚すると、友達や会社付き合いも今までと変わってくるでしょう。一晩中外出するという事もなくなり、友人と食事に行く機会も減るでしょう。
独身時代は自分の好きにスケジュールを組んでいたのに、結婚してからは自分の好き勝手にはできず、友達と遊びに出たくても、家庭を優先することが求められたりします。
このように、生活に制限が加えられるということも結婚生活をストレスだと感じることの特徴です。結婚生活がただただ窮屈だと感じてしまうのです。今まで仲良くしていた友人とではなく、既婚者同士の付き合いだったり、家族や親せきとの付き合いが増えたりと、慣れない人間関係に疲れてしまう事も増えるでしょう。これらも全てストレスの要因となりえます。
新婚当初は多くの人が戸惑いを感じ、いつもよりも過敏になってしまうものです。自分の心のバランスを上手に取るようにすれば、劇的な変化も少しずつ楽しめるようになるでしょう。
人間関係が変わる
男性と女性とでは脳の構造は違っています。そのため、ストレスを感じた時、男性と女性とでは全く正反対の行動を起こすものなのです。
女性にはおしゃべりが欠かせない
女性の脳は「共感」によって知識を身につけようとします。そのため、誰かの「共感」を求めようとするのが特徴です。女性の脳内では、多くの体験に感情の見出しがついていて、これが結び付けられ、心に何か変動があった時、その感情と同じ場所にしまわれていた体験の記憶が浮かび上がるのです。
この能力が顕著になるのが出産と育児の時です。女性は人生のあらゆる体験を瞬間的に引き出す事によって子供を外敵から守り、立派に育てあげる事ができるのです。
他人の体験談でさえ、内容によっては「わかる、わかる」と共感して聞いてしまう事がありますよね。話に共感してあたかも自分が経験した事のように記憶する事により、その後の人生でもその経験を思い出して生かす事ができるのです。つまり女性にとって、他愛もない話を相手と交換し合い、共感しながら生きていくことが、ある意味生きていくうえでの「戦術」とも言えるのです。
女性は、「何だか最近ストレスがたまっていてモヤモヤしているなぁ」、「スッキリしない気分だなぁ」という場合には、誰かに話しを聞いてもらい、共感してもらう事で脳を整理し、ストレス発散することができます。逆に言えば、女性は誰かと話しすることができないと、ストレスがたまっていく一方なのです。
男性はぼーっとする事がストレス解消?
男性は、女性と違って、ただただぼーっとするだけでもストレス解消できるといわれています。何も考えずぼーっとする事で、右脳の領域を活発にし、物事の位置関係を測り、知識の再構築をするのです。
この間、右脳の領域をフル回転させてしまうために、左脳の「言葉を操る領域」が働かなくなってしまいます。つまり、一旦言葉から離れないと、男性脳の知識は退化してしまい、ストレスからなかなか解放されないのです。まさに女性とは真逆なのです。
妻が夫にやりがちな行動
結婚生活で、夫についこんな事をしてしまっていませんか?
・元気のない夫に、「どうしたの?」「悩み事でもあるの?」と話しを聞き出そうとする。
・とりとめのない話を延々と話す。
男性がストレスを溜めていそうな時、「静かに見守ってあげる」妻の存在が、意外と大切なのですね。
結婚生活でのストレス・不満の解消法
慣れない結婚生活の中で行き詰ってしまうことがあっても、ストレスや不満を解消する効果的な方法はありますよ。新婚生活に疲れてしまっている人がいたら、ぜひ以下の4つの解消法をお試しくださいね。
二人で外食に出かけて話し合う
夫婦揃って外でおいしいものを食べるのもストレス解消になります。外食であれば片方だけが料理を頑張る必要もないですし、いつもの家での食事と違って気持ちをリフレッシュできるでしょう。女性はいつもの家事から解放され、おいしい外食する事で休息できますよね。この時間を有効活用して、相手への不満やストレスを建設的に話し合うのも言いでしょう。
自分の時間を増やして気分転換
一人の時間を楽しむとリフレッシュできますよね。結婚しても常に一緒にいなければいけないわけじゃありません。適宜自分一人の時間を楽しみましょう。
お子さんがいるご夫婦は、週末は夫に子供を預けて買い物したり、趣味の時間を増やしたり、また、一人で日帰り温泉に行くのもいいでしょう。たった数時間でも一人きりになれる時間を持つと、良い気分転換になって新しい気持ちで相手に接することができますよ。
その都度話し合う
何か気に入らない事があれば、その都度話し合ってこまめに吐き出していくストレス解消法もあります。話し合う事で早い段階で誤解がとけたり、理解し合えたり、改善できたりするので、思った事はその都度、伝え合うのがいいでしょう。
親や友達に聞いてもらう
誰かに聞いてもらうことでも、心のわだかまりは軽減するものです。結婚生活に関して、何でも話せる友人がそばにいてくれたらいいですよね。既婚者同士なら分かりあえる事も多く、共感し合えるのでなおストレス解消につながりやすいです。
夫婦の悩みをお互いに打ち明ける事で情報交換できたり、「私だけではない」と安心したりできるでしょう。
結婚生活の先輩でもある、ご両親に相談するのもおすすめです。時には一人実家へ帰って甘えるだけでも、ストレスから解放されますよ。
[文:ストレススキャン編集部]※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。