ほぼワンコイン! ペッパーランチの平日限定「ハンバーグランチ」の満足度が高いワケ | ニコニコニュース
●『ペッパーランチ』の平日限定メニューを調査。「ハンバーグランチ」はお得なのか食べてきた
看板メニュー「ビーフペッパーライス」を始めとする多彩で肉肉しいステーキ&ハンバーグが腹ぺこピープルズの心と胃袋をがっちりキャッチしている人気外食チェーン『ペッパーランチ』では、10月19日より一部店舗にて平日ランチタイム限定で「選べる3種のランチメニュー」の販売を開始しました。
展開されるメニューは「得々ハンバーグランチ」と「得々牛肉焼きランチ」、「得々カットステーキランチ」で、いずれもお肉と目玉焼き、ライスと付け合わせの野菜(コーンやもやしなど)が、アツアツに焼かれた鉄皿に盛られて提供されます。今回はその中から、税込580円と実質ツーコインでいただける「得々ハンバーグランチ」を実食。実際のところ、どれだけ”得々”な内容となっているのか、しっかりレポートしたいと思います!
セルフレジで注文と会計をささっと済ませ、待つこと約7分ほどで店員さんから「お待たせしました」のコール。じゅう~っと焼ける音と芳しい香りとともにトレイごとメニューを受け取り、カウンターの席へと戻ります。油跳ねしないように周りを紙の壁で囲った「得々ハンバーグランチ」は、小山型に盛られたご飯、白身が固まり始めた玉子、茶色のバターが乗ったハンバーグ2切れ、ブロッコリー2個とコーン&もやしで構成されています。
ちなみに各具材には味が入っておらず、備え付けのソース(甘口/辛口)や塩・こしょうなどをかけていただくのが『ペッパーランチ』スタイルです。
まずは甘口ソースをハンバーグにちょこっと垂らしていただきまーす。鉄皿に焼かれたところはサクっとした歯触りと香ばしい風味、しっかり火が通っている内側は柔らかでジューシー、クセのない挽き肉の旨みがじゅわんと広がります。ハンバーグが美味しい! そのまま鉄皿の上に直置きしていると焦げてしまうので、ひとまず崩したご飯の上に退避させてと(笑)。
続けて野菜をいただきます。ブロッコリー、そしてコーン&もやしは、食感と自身の味が残る適度な茹で具合。こちらもハンバーグ同様、鉄皿で焼かれた部分が味わいのアクセントになります。特にコーン&もやしはソースと一緒に炒められることで、ご飯のおかずとして十分に成立しています。コーンとご飯の組み合わせは「ビーフペッパーライス」と同じ構成です。合わないわけがありませんよね。
最後は火が通ってすっかり目玉焼きとなった玉子。黄身は半熟状態で、ハンバーグに纏わせても、またご飯やもやしと絡めても◎。生卵をアチアチも鉄皿で焼いていく形が、うまいことハマった感が無きにしも非ずです。
通常盛りながら意外と量があったご飯も、鉄皿に面した部分はおこげ状態になって食感に変化が加わってスムーズに消化。ぺろっと美味しく完食することができました。ごちそうさま!
焼肉やステーキのガッツリ系メニューもある!
今回実食したメニューの他にも2品ランチメニューが発売されています。「得々牛肉焼きランチ」はお肉に「ビーフペッパーランチ」と同様の薄切り牛肉(焼成前70g)を、また「得々カットステーキランチ」はごろっと角切りの牛ステーキ肉(同60g)を使用。どちらもご飯大盛りが無料、もっとお肉が欲しいという方のために“お肉1.5倍”(牛肉焼き:780円・カットステーキ:880円/ともに税込)が用意されています。両メニューもぜひどうぞ。
まとめ
ハンバーグは普通に美味しく、また付け合わせの野菜3品&目玉焼きも、おかずとして充分に機能。そしてご飯の量が通常盛りでも多め(無料での大盛り変更可)、白飯と焼き飯のふたつのスタイルで美味しく食べられるなど、税込580円という価格を思えばボリュームも味わいも余裕で及第点をクリアできているように感じました。ただ…主役であるはずのハンバーグは2切れで75gと、量的には主役どころか明らかに脇役。おかずのメインとして期待をかけるならば「得々ハンバーグランチ・ハンバーグ2倍」(730円/税込)をオーダーするのが無難といえるかもしれません。
とはいえ、ほぼ同じ内容のレギュラーメニューではライスが別途オーダー(150円/税込)となっていることを思えば、他の2品も含めて“得々”の名に偽りはナシ。平日のランチタイム(開店~15時まで)に時間が取れて、メニューを提供している店舗が至近にあるというナイスな環境下にある方は、この機にぜひ『ペッパーランチ』へ足を運んで充実のアツアツ鉄皿ワンプレートランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎河西まさあき)