年末年始に行ってはいけないパチンコ店3つの特徴――仰天ニュース・年末年始トップ10 | ニコニコニュース
大事件ばかりがニュースではない。身近で巻起こった仰天ニュースを厳選、今回は年末年始にまつわる記事に注目し反響の大きかったランキングを発表する。第3位の記事はこちら!(集計期間は2018年1月~2022年12月まで。初公開2018年12月28日 記事は取材時の状況)
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◆一般論では勝てない年末年始のパチンコ、スロットだが“逆張り”の店も
年末年始のパチンコは勝てない、というイメージを持っている人も多いだろう。基本的に「客に還元しなくても客が入る時期」は、店側としても敢えて勝たせる必要性がない。年末年始のパチンコ店は、飲食店やスーパーと同じ書き入れ時なのだ。
しかしそんなイメージがあるからこそ、年末年始に気合いを入れて客を取り組もうとするホールもある。いわゆる“逆張り”の理論である。近隣にあるライバル店が、年末年始に勝たせない「普通のお店」なら、イベントを打って状況を良くし、根こそぎ客を奪うことも可能……というわけだ。
つまり、年末年始だからといってどこのホールでも絶対に勝てないというわけでもないのだ。そこで今回は、年末年始に行ってはいけないホールの3つのポイントを紹介しよう。
◆①何もイベントらしき要素がないお店
年末年始に限ったことではないが、ホールのP-worldやDMは必ずチェックしよう。年末年始への気合いが全く感じられないホールは絶対に行ってはいけない。例えば「休まず営業中!!」と書いてあるとすれば、その店のウリは「休んでいないこと」のみ。もちろん、気合いが入っているフリして回収する店もあるので見分けるのは難しいが、やる気がある店は必ずやる気がある書き方をするため、ここは絶対条件だ。
そのやる気が感じられるのが、クリスマス近辺に店休日があったお店。広告規制が厳しい中でも、リニューアルオープンは割と派手な告知ができる。一例として26日店休日で、27日リニューアルオープンの場合、年末は30日辺りまでは期待してもいいだろう。しかし、これもフェイクの可能性があるので注意が必要だ。
◆②低貸専門店
年末年始は専門店に限らず、低貸パチンコの客付きが非常に良い印象がある。基本的に低貸パチンコで優秀台を見つけることは困難だが、年末年始は特に厳しいと言っても過言ではない。その理由は「勝ちにこだわらない客が増えるから」である。
書き入れ時シーズンは、初心者や久々に打つ人が多く来店し、そういう人達は回転率やボーダーラインなどを気にするような正攻法の勝ち方を知らない人が多い。特に低貸専門店では「お金が返ってくるかもしれないゲームセンター」のような感覚で楽しむ人が多いようだ。もちろん、お金が減ることを前提で遊んでいる人を否定するわけではないが、そういう人達に勝たせてあげようとするほどホールは甘くない。「4円だと厳しいけど1円なら負けてもいい」と思う人には、ホール側は喜んで負けてもらう。それがパチンコ店の書き入れ時の商売方法なのだ。
◆③延長営業しているお店
年末年始の延長営業で代表的なのは、三重のオールナイトだろう。三重県の条例で12月31日の朝から1月1日の閉店まで約40時間も営業することが可能となっている。これを目当てに全国からパチンカーが集まってくるのだが、正直勝つのは相当困難だ。
パチンコで勝つための基本は回転率が良い台を打ち続けることであり、店側からすると回転率が良い台を打ち続けられてしまうと利益にならない。数十時間打ち続けるほどの忍耐力があるパチプロにオールナイトで遊技されたら、ごっそり抜かれる可能性がある。そういったことを回避するため、店側としては優秀台を設置しないことが無難なのだ。毎年下見を入念に行うプロなら勝てるようだが、一般の人は立ち入らないことをオススメする。
以上の3つが年末年始に注意すべきホールだ。基本的に勝てる可能性が低い年末年始だが、12月にグランドオープンやリニューアルオープンしたホールは、年末までは狙えるだろう。年始以降の立ち回りとしては、ゾロ目をイベント日にしているホールの場合は元旦が狙い目だが、2日以降はどこのホールも厳しいことが予想できる。勝ちにこだわらず遊び感覚で打ちに行く人は、ホールの術中にはまらないよう適度な額でやめることをオススメしたい。
<取材・文/セールス森田>
【セールス森田】
Web編集者兼ライター。パチンコライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント