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ファミレスのラーメンは旨いのか?「デニーズ」と「ジョナサン」のラーメンを食べ比べてみた | ニコニコニュース

ファミレスの一部では、洋食メニューの影に隠れて「ラーメン」をラインナップしているところも。このうち『デニーズ』と『ジョナサン』のラーメンを食べ比べ!

 食べたくなると、その思いを抑えることができなくなるラーメン。しかし、「どうしても今ラーメンが食べたい!」と思っても、近くにラーメン店がない場合、泣く泣く諦めることもありますよね。

 しかし、そんなときに何気に使えるのがファミリーレストラン。複数あるチェーンのうち一部では洋食メニューの影に隠れて、ひっそりと「ラーメン」をラインナップしているところもあります。レギュラーとしてラーメンをラインナップしているのが『デニーズ』と『ジョナサン』です。今回はこの2ブランドのラーメンを食べ比べしながら、その味に迫ります。

見た目よりも辛くなく、濃厚なコクが売りの『デニーズ』の担々麺

『デニーズ』の「胡麻香る四川風担々麺セット~鶏唐揚げ2コ・ミニごはんつき」1298円、単品の場合は990円(※価格は全て税込)
デニーズ』の「胡麻香る四川風担々麺セット~鶏唐揚げ2コ・ミニごはんつき」1298円、単品の場合は990円(※価格は全て税込)

 まずは、お馴染みの黄色い看板が目印の『デニーズ』。『デニーズ』は、50年の歴史の中で革命的なメニューを数多くラインナップしてきたことで知られており、なんとファミリーレストラン界でいち早く「ラーメン」をメニューに加えたのも同ブランドでした。

 そんな『デニーズ』のラーメンは、「昔ながらの中華麺」と「胡麻香る四川風担々麺」の2種があります。このうち今回は「胡麻香る四川風担々麺」をチョイス。「~鶏唐揚げ2コ・ミニごはんつき」のセットでオーダーしました。

ゴマの香りと辛みのある匂いが食欲をそそります
ゴマの香りと辛みのある匂いが食欲をそそります

 筆者よりも後に注文された人に続々とサーブが続くなか、筆者の「胡麻香る四川風担々麺」はなかなかやってきません。オペレーションのことはよくわかりませんが、「それだけ手間をかけて作られるラーメンなのだろう」と前向きに捉えることにしました。

 ようやくサーブされた「胡麻香る四川風担々麺」は、まずビジュアルからして本格派。そして香ばしい香りも素晴らしく、嗅いだだけで額が熱くなるような印象を受けました。

 鶏ガラとおぼしき醤油ベースのスープに濃厚なゴマとスパイスの風味が漂い、そして肉みそはタケノコしいたけの具材がゴロゴロ見える重量感も◎。彩りを加える青菜とネギも風味も専門店顔負けです。

(左)スープは見た目よりもマイルドで、濃厚なゴマの風味を感じます。(右)コク深いスープに麺がしっかりと絡み合い、箸がどんどん進みます
(左)スープは見た目よりもマイルドで、濃厚なゴマの風味を感じます。(右)コク深いスープに麺がしっかりと絡み合い、箸がどんどん進みます

 実際にいただくと、スープからは辛味と痺れをほのかに感じながらも「メチャクチャ辛い」とまではいかない点は、ファミリーレストランならではでしょうか。むしろ見た目よりもずっとまろやかで深いコクがあり、意外とスッキリとした味わいです。

 他方、トッピングの肉みそはピリ辛感がありながらも、野菜の甘みと相まって良い意味でクセのない味。全体に豊かなコクを与えてくれているため、スープと麺の相性を押し上げ、箸がどんどん進む完成度の高いラーメンでした。

外はカリっと、噛めば肉汁がじゅわりと広がる唐揚げも見逃せない
外はカリっと、噛めば肉汁がじゅわりと広がる唐揚げも見逃せない

 これらの担々麺と鶏の唐揚げが意外にもよくマッチしており、『デニーズ』のセットメニューとして推奨されていることにも妙に納得しました。『デニーズ』の洋食メニューも絶品揃いですが、筆者的には、定番を差し置いてもオーダーしたいラーメンだと思いました。

イタリアン風味の創作系! 『ジョナサン』のトマトラーメン

『ジョナサン』の「野菜の恵み!トマトらー麺」989円
ジョナサン』の「野菜の恵み!トマトらー麺」989円

 続いては、都市部に多い赤い看板の『ジョナサン』。『ガスト』でもよく知られるすかいらーく系列のお店で、こちらは厳選素材や健康感に重きを置いたメニューが目立ちます。ファミリーレストランチェーンの中でも和洋中の多彩なメニューがラインナップされており、ラーメンもあります。

ジョナサン』のラーメンは、その人気の高さから近年復活した「酸辣湯麺」と「野菜の恵み!トマトらー麺」がラインナップ。ここで筆者は創作系の「野菜の恵み!トマトらー麺」をチョイスしました。

一見するとラーメンには見えない赤いトマトベースのスープ。モッツァレラチーズやブロッコリーがトッピングされています
一見するとラーメンには見えない赤いトマトベースのスープ。モッツァレラチーズやブロッコリーがトッピングされています

 見た目的には、ラーメンというよりはスープパスタ。なかなか個性的なビジュアルです。トッピングは、スチームチキン、モッツァレラチーズ、ナス、ブロッコリー、ネギなどですが、トマトの酸味と豚と鶏ベースのラーメンスープのような香りを感じることができます。

(左)甘みを感じるナスとトマトスープの相性ももちろん◎。ご飯にかけていただいても美味しそう。(右)ややウェーブがかかった麺にトマトスープが絡み、スープに含まれる豚と鶏の旨みも感じられます
(左)甘みを感じるナスとトマトスープの相性ももちろん◎。ご飯にかけていただいても美味しそう。(右)ややウェーブがかかった麺にトマトスープが絡み、スープに含まれる豚と鶏の旨みも感じられます

 さっそくいただきましたが、ビジュアル通りの個性的な味わいで、「これまでに食べたことがないラーメン」というのが率直な感想。しかし、パスタともラーメンとも違う味わいがやけにクセになります。ややウェーブがかかった麺に、濃厚なトマトスープが絡み、旨み全体を押し上げてくれる印象。ナスをはじめとしたトッピングの相性もバッチリで、まさに「濃厚なラタトゥユ」と言って良い味わい。ご飯にそのままかけていただいても美味しそうです。

別添えの粉チーズを加えて味変も楽しめます
別添えの粉チーズを加えて味変も楽しめます

 後半で、別皿で用意されたモッツァレラチーズをかけていただけば、まさに和洋中の融合を感じさせる味変に。まさしく『ジョナサン』のコンセプトをそのまま反映させた、超個性的なラーメンだと思いました。

まとめ

デニーズ』と『ジョナサン』双方のラーメンを食べ比べましたが、『デニーズ』は王道の美味しさを追及したもので、「慣れ親しんだ美味しいラーメンが食べたい!」といった際の欲求を叶えてくれように思いました。

 一方の『ジョナサン』は、独創的な調理設計で、なかなかクセになる絶品ぶりでした。少し気分を変えたいときや新しい発見をしたいときにオススメです。

ファミリーレストランのラーメン」だからと言って侮ってはいけない本格派の味でした。双方とも計算された美味しさがあり、こだわって商品づくりをしていると感じました。「近くにラーメン店がない」といった場合にもバッチリです。ぜひ一度食べてみてくださいね。

(取材・文◎松田義人(deco))

食楽web

(出典 news.nicovideo.jp)

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