仲里依紗、「おしりたんてい」キャラをイメージしたド派手な振袖姿を披露「人生ギャップで生きてきた」 | ニコニコニュース
「映画おしりたんてい」シリーズ2作目の長編作品「映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ」の公開記念ひな祭りイベントが2月21日、東京・新宿バルト9で行われ、ゲストキャラクターであるスイセンの声を担当した仲里依紗、キャンペーンソング「ODYSSEY」を担当するNEMOPHILA(mayu、SAKI、葉月、ハラグチサン、むらたたむ)が出席。本作のオリジナル超豪華七段飾りにあわせて、アバンギャルドな着物姿を披露した。
シリーズ累計発行部数1000万部を超えたトロル原作の大ヒット児童書シリーズ「おしりたんてい」。2018年12月からテレビアニメ放送がレギュラー化し、「しつれいこかせていただきます」の決めゼリフは子どもたちに大人気となった。今作は、昨年の「映画おしりたんてい シリアーティ」に続き、2作目の劇場長編作品となる。
“おしりたんてい”のかつての相棒・スイセン役を演じた仲は、ピンク地に鮮やかな花が描かれた振袖に、フリルやレース、キラキラと光るアクセサリーを大胆に飾ったド派手な姿でお目見え。「ひな祭りイベントということで、今日は振袖をフリフリさせながら」と笑顔を見せた仲は、「アレンジもして、スイセンのカラーである緑をヘアにも入れてみました」とキャラクターのイメージをアクセントに加えたという。さらに、スイセンは過去と現在で二面性のあるキャラクターだと分析しつつ、「『なにかあったんだろうな』というくらいファッションが変わる。私も多分、そう見られているんでしょうね。デビュー当時と全然違うから。20年でなにがあったのかなって」と楽しそうに笑い、「人生、ギャップで生きてきた」と語る場面もあった。
仲にとって「おしりたんてい」は、長男に読み聞かせをしていた思い出のあるシリーズとのこと。今回の抜てきにも「うれしい」と大喜びだ。夫で俳優の中尾明慶とはスケジュールをアプリで共有しているというが、「そこに“おしり”と入っているのを見て、どっちのおしり?トレーニング?アフレコ?って」と夫の反応を紹介。キャラクターが印刷された台本の表紙を目にした長男は「絵本だと思っていた」そうで、「開くと活字だけだったので、そっと閉じていました。息子が保育園の頃から見ていたので、映画も家族で楽しみにしています」と家族で公開を待ち侘びているという。さらに「泣ける」と台本を読んだ印象を明かし、「アニメーションって、子どもに付き合って見るというイメージだと思うんですが、大人だけでも見られる『おしりたんてい』になっている」と太鼓判を押していた。本作のアーティスティックな面にも惹かれたというNEMOPHILAのmayuは「内容の濃い映画」だと話し、楽曲は壮大な愛の歌に仕上がっているとアピールしていた。
オリジナルの超豪華七段飾りは、“おしりたんてい”をはじめとしたシリーズでお馴染みのキャラクターに加え、スイセンやNEMOPHILA5人のオリジナル雛人形も加わったスペシャルひな壇。飾られた推しキャラの話に花を咲かせる中、自身のひな祭りの思い出について明かすことになると、仲は「三姉妹なので、立派なひな人形があった」と回想。「出身が長崎で暖かいところなので、ゴキブリがよくいた。ひな人形とともに、どこかに潜んでいた。見つけては『ママー!』と駆除してもらっていた。ひな祭りの思い出と言えば、ゴキブリ」とまさかの答えで周囲の笑いを誘いつつ、「(ひな壇には)食べ物を置いているから、来ますよね。ゴキブリもいい気分でしょうね。レッドカーペットですから」とゴキブリの気持ちに寄り添い、再び会場を笑わせていた。