野沢雅子、鳥山明さん追悼「先生、空から私たちを見守っていてください」【コメント全文】 | ニコニコニュース
漫画『ドラゴンボール』作者で知られる漫画家・鳥山明さんが1日に、死去した。68歳。『ドラゴンボール』の公式サイトで8日に発表された。これを受け、アニメ『ドラゴンボール』で主人公・孫悟空役を担当している野沢雅子が、所属事務所を通じて追悼コメントを寄せた。
【動画】『ドラゴンボール』の裏話!思い出語る野沢雅子&古川登志夫
野沢は「信じたくない。考えたくないという気持ちで頭の中が空っぽです」と心境を吐露。「それでも、お会いするたびに鳥山先生がおっしゃってくださった『悟空をお願いしますね』というお言葉を思い出すと、『私の命が尽きるまで悟空のそばにいよう』と気持ちを保つことが出来ます。先生、空から私たちを見守っていてください。どうか安らかな旅立ちでありますように」と願った。
鳥山さんは1978年に『ワンダーアイランド』でデビュー。その後、『週刊少年ジャンプ』で『Dr.スランプ』、『ドラゴンボール』などの人気作品を世に送り出してきた。特に1984年に連載をスタートさせた『ドラゴンボール』は世界的な人気となり、アニメ化、実写化などされ、今もなお愛され続けている。
鳥山さんの訃報については、『ドラゴンボール』公式サイトにて「ファン、関係者の皆さまへ 突然のご報告になりますが、漫画家・鳥山明は2024年3月1日、急性硬膜下血腫により永眠しました。68歳でした」と報告。
「熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません。ただ、故人は漫画家としていくつもの作品を世に残して参りました。多くの世界中の方々に支持していただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました」。
「これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、末長く皆様に愛され続けることを切に願います。生前のご厚誼に深く感謝し、ここに謹んでお知らせいたします」と伝えている。
■野沢雅子コメント全文
信じたくない。考えたくないという気持ちで頭の中が空っぽです。
それでも、お会いするたびに鳥山先生がおっしゃってくださった「悟空をお願いしますね」というお言葉を思い出すと、「私の命が尽きるまで悟空のそばにいよう」と気持ちを保つことが出来ます。
先生、空から私たちを見守っていてください。
どうか安らかな旅立ちでありますように。