PC修理代100円→100万円に サポート詐欺被害、70歳以上で急増 “PCの警告画面”に注意 | ニコニコニュース
PC利用中に突然「ウイルスに感染している」などの警告画面が表示され、指定先に電話をかけさせて偽のサポートに誘導し、サポート料金を支払わせる「サポート詐欺」の相談が相次いでおり、特に70歳以上の相談件数が大幅に増えているとし、国民生活センターが注意を呼び掛けている。
センターは、70代の男性が100万円を詐取された事例として、以下を紹介している。
「Webブラウジング中に警告音が鳴り『ウイルスに感染した可能性がある』と表示された。Microsoftを名乗る電話番号が表示されたので、かけたところ、外国人らしき人から遠隔操作ソフトをインストールするよう指示された。
さらに『最近、銀行取引したか』と聞かれたので『ネットバンキングを利用した』と告げるとログインするよう指示された。PC修理代として100円請求されたので、ネットバンキング送金額を100円と入力したが、遠隔操作で『0』を追加され、100万円に変更され送金されてしまった」
センターは、PC利用中に警告画面や警告音が出ても、画面に表示される連絡先に電話をしないこと、遠隔操作ソフトをインストールしてしまっても自身でPCの状態を確認し、自分で判断できない場合は周りの人に相談するか、最寄りの消費生活センター・警察に相談するよう呼び掛けている。