グジャラート州アムレリ地区で27日午後6時頃、ニティーン・ラケシュバイ・メーダ君(Nitin Rakeshbhai Mehda、3)が家族と一緒に農場から帰宅中、ライオンに襲われて連れ去られた。
一家はインド中央部マディヤ・プラデーシュ州から出稼ぎに来ていた労働者で、ギル国立公園野生生物保護区東部(ギル東部地区)に位置するサバーカンドラ(Savarkundla)のガンシャヤンナガー村(Ghanshyamnagar village)の自宅まで歩いて帰宅中だった。ニティーン君は家族が何もできないままあっという間に連れ去られてしまったそうで、現場にはすぐに地元の森林局チームが呼ばれ捜索が開始された。
そして28日朝、森林局は襲撃現場から近い村の農地の反対側でニティーン君の頭部と脚の一部を発見、現場周辺にはライオンを捕獲するためのケージが少なくとも4、5台設置された。
なおギル東部地区の副森林保護官(Deputy Conservator of Forests)であるラージディープシン・ザラ氏(Rajdeepsinh Zala)は「目撃情報や現場に残された足跡から、ニティーン君を襲撃したのはライオンの可能性が高い。ただ確定はできずヒョウであることも考えられる」と述べているが、28日夜の時点で捕獲成功の情報はあがっていない。
ちなみにインドでは、飼い犬がヒョウに襲われる事故が多発しており、昨年6月と12月には監視カメラの映像が拡散し注目された。
画像は『NDTV.com 2022年10月28日付「Child Mauled To Death In Gir Forest, Officials Say May Be Lion Or Leopard」(Image tweeted by @ANI)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)