かにアイスの商品化で一番苦労したのは、かにの風味をいかにしてバニラアイスに融合させるかだったという。キリバス共和国のクリスマス島の塩を使用し、かにとバニラのおいしさがそれぞれ引き立つようなバランスに至るまで試作を重ね、約2年かけて完成した。
同社広報担当者によると、コロナ禍で来客数が落ち込んだことを受け、高いイメージのかにを若い世代にも気軽に楽しんでもらい、新たなファン層を獲得するために、オリジナル商品の開発を開始した。第1弾として1月に「かにまん」(1個500円)を発売したところ、1日に数百個売れる人気商品になったという。