【最新ランキング】平野紫耀が急上昇、長澤まさみ、山崎賢人も軒並み上昇 “豊富”な秋ドラマ
『silent』は、初回から88Pt、97Pt、98Pt、99Ptと右肩上がりを記録し、前週(5話目)と今回(6話目)で100Pt満点を獲得した。
項目別(5項目各20Pt)にみると、録画を含む「視聴量」とTwitterの「話題性」は初回から20Pt満点。「主演」「主演以外」も3話目以降で満点。オリジナルの脚本で“様子見”する視聴者が多かったことから、「内容」だけが微増を繰り返していた。
オリジナル作品となる『silent』は、川口演じる主人公の青羽紬(あおば・つむぎ)が、かつて本気で愛した恋人である目黒蓮演じる佐倉想(さくら・そう)と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーを描いている。
これまでに恋愛を描いた作品で満足度100Pt満点を獲得したのは、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系2020年1月期/上白石萌音主演)や、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系2016年10月期/新垣結衣主演)などがあった。コメディ要素が一切ナシの“純愛”を描く恋愛ドラマとしては、『silent』が初めてと言えるだろう。
11月24日の放送は、サッカーワールドカップ中継のため休止に。しかし、58万人のフォロワーを持つ公式Twitterが、未公開シーンを順次公開するなどして視聴者の“ロス”を解消。フォロワーから「作品への愛情を感じられてうれしい」「ありがたいです!」などと反響を集めていた。盛り上がりは放送休止中も続いており、8話目で「3週連続満点」の記録も期待できそうだ。
このほか2位には、平野紫耀主演の『クロサギ』(TBS系)がランクインしており、満足度は90Pt(3話目)から97Pt(4話目)と大幅に上昇。3位は、長澤まさみ主演『エルピス―希望、あるいは災い―』(関西テレビ・フジテレビ系)が96Pt、4位は山崎賢人(※崎=たつさき)の『アトムの童』(TBS系)が95Ptを記録しており、上位で僅差の争いとなっている。どの作品も満点獲得が予想される勢いで、秋ドラマの動向に引き続き注目したい。
●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。