中でも飲食物の値上げ発表はとどまることを知らず、ネットでは毎月のように値上げ発表に対する嘆きが上がっています。
原材料などの高騰で、製造コストも上昇しています。企業側も、値上げをするにあたって苦渋の決断を下しているのでしょう。
ファミリーマートの『値上げ時期』が思いやりを感じると話題に
2022年12月9日、コンビニチェーン店『ファミリーマート』が一部商品の価格改定を発表。
コスト高騰や円安の影響を受け、レジ前で取り扱うチキン類を中心に、値上げを実施することを明かしました。
今回、価格が変更されるのは、人気商品の『ファミチキ』を含む以下の11品です。
・クリスピーチキン(プレーン) 160円→178円
・クリスピーチキン(ハバネロホット) 160円→178円
・炭火焼きとりももタレ 108円→128円
・炭火焼きとりかわタレ 108円→128円
・炭火とりかわ塩 108円→128円
『ファミチキ』は、さまざまなコンビニチキンの中でも人気の高いメニューの1つ。
価格改定が発表されるやいなや、ネットではついに『ファミチキ』が200円代になることも含め、悲しむ声が上がりました。
そんな中、注目が集まったのは価格改定の実施日。『ファミリーマート』によると、これらの値上げは同月26日に行われるといいます。
12月26日…それは、一大イベントであるクリスマスの翌日。そして、クリスマスは多くの家庭がチキンを食べる日とされています。
自らもコスト高騰で苦しむ中、『ファミリーマート』はこの価格改定を決めたのでしょう。気遣いが伝わってくる価格改定に、いろいろな声が上がりました。
・クリスマスの翌日からにしてくれるところに、『ファミリーマート』の優しさを感じて泣いた…。
・「せめて、クリスマスまでは同じ価格で…」という気遣いがすごい。
・値上げは悲しいけど、決行の日付を見たら感謝しかない。泣ける。
クリスマス当日は、多くの人が『ファミチキ』を笑顔で食べられる日になるでしょう!
[文・構成/grape編集部]