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ユニクロが国内従業員の年収最大40%引き上げ…世間にもたらす効果とは?

ユニクロが国内従業員の年収最大40%引き上げ…世間にもたらす効果とは? | ニコニコニュース

TOKYO MX地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。1月12日(木)放送の「ニュースFLASH」のコーナーでは、ユニクロ従業員の年収引き上げに関するニュースを取り上げました。

ユニクロが先陣を切って国内社員の年収大幅引き上げ

ユニクロを展開するファーストリテイリングは、3月から国内で勤務する正社員約8,400人の賃金を引き上げると発表。その上げ幅は数%から最大で40%。また、新入社員の初任給を現行の25万5,000円から30万円に。入社後1、2年で就任する新人店長は29万円から39万円に引き上げます。

今年の春闘では、岸田首相が経済界に対し、物価上昇率を上回る賃上げを求め、日本生命が平均7%、サントリーホールディングスが平均6%など大幅な賃上げ方針を表明しています。

ユニクロ年収引き上げに、Z世代の見解は?

アフリカの紛争問題を研究する東大院生の阿部将貴さんは、「政府はこれまで長らく賃上げを訴え、業界がそれに同意するのかというところで、その一歩目としてこうして注目される形になったと思う」と冷静に分析。

そして、その内容については「かなり大きな値上げ」と評価しつつ、「ユニクロの特徴は、本社機能もさることながら全国に店舗があるということ。東京の人だけでなく、地方に住んでいる人も賃金が上がるような仕組みが、これをきっかけに進んでいくのかに注目が集まると思う」とその波及効果を注視。

食文化研究家で株式会社食の会 代表取締役の長内あや愛さんは、年収最大40%引き上げと初任給30万円という数字に驚き、「このインパクトが他の企業にも繋がれば」と期待を寄せます。

これにキャスターの堀潤も同意しつつも、「諸外国の初任給は、60~70万円程度の水準まで上がってきているので、この感覚のズレも修正したい」と欧米との格差を指摘。

堀の意見に、キャスターの田中陽南も頷き、「物価高があるから賃上げというより、賃上げしてから物価高という方向になってくれれば」と切望します。

臨床心理士のみたらし加奈さんは、このニュースが世間に与えるインパクトは大きいとし、「問題としては、ユニクロが今後どういう人を採用するのか」と提起。「学歴至上主義に繋がってしまったり、またそこで格差が生まれてしまったりすることなどに関して、幅広い目線で見ていくべき」と述べていました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter@morning_flag

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(出典 news.nicovideo.jp)

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