トイレットペーパーに硫酸をかけたら…… 化学実験の謎すぎる結果が衝撃的 | ニコニコニュース
トイレットペーパーに濃硫酸をかけるとどうなるのか試してみた実験動画がTikTokに投稿され、予想外に派手な化学反応が話題を呼んでいます。
理系バー「FRACTAL」を運営する境宏樹さんが公開した、トイレットペーパーに濃硫酸をかける実験。液体が触れた瞬間に、紙は茶色く濁り、次第に黒くなっていきます。数秒待つと、形が溶けて崩れてしまいました。おそろしい……。
これは濃硫酸の脱水作用によって、紙が炭化したことによるもの……なのですが、動画の最後にはさらに、なぜか芯の中から煙とともに黒い塊が浮かびあがってきました。不思議すぎるこの現象、コメント欄のネタバラシによると、トイレットペーパーの芯の中に砂糖が入っていたとのこと。
濃硫酸を砂糖にかけるとやはり脱水され、炭素へと変わります。このとき、黒い塊になってモコモコと膨れ上がるというわけです。この驚きの動画に、TikTokでは8万4000件弱の“いいね”と、2600件以上のコメントが集まりました。
濃硫酸は極めて強い脱水作用を持つため、肌にふれると大やけどをする危険があります。そんな家庭ではまねできないインパクトのある、なんとも面白い実験動画でした。
境さんは他にも、「卵に塩酸をかけてみる実験」や「液体窒素にピンポン玉を入れる実験」やすなど、興味深い動画を多数公開しています。
動画提供:境宏樹さん/FRACTAL inc.