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近くにトイレがないキャンプで「キャンドゥ」660円の簡易トイレが救世主に。工作みたいで楽しい | ニコニコニュース

 ゴールデンウィークキャンプを計画している人は少なくないのではないか。

 筆者は、東京都内のゲストハウスを転々としながら、日雇い派遣の仕事を中心に、まったくお金にもならない小説を書くという生活を続けている。当然、生活費を抑える必要がある。そんななかで衣食住にまつわるグッズが低価格でそろう「100円ショップ」は欠かせないものだ。

キャンプでも使える「組立て式簡易トイレ

 100円ショップの「キャンドゥ」でキャンプで非常に役立ちそうなアイテムを見つけた。組立て式簡易トイレ(税込660円)である。「災害対策」と銘打たれてはいるが、命の危機が迫っている災害時に野外で用を足すのは恥ずかしいだとか、モラル的にアウトだとか言っている場合ではない。というわけで、これは災害対策用ではあるもののアウトドアなどのキャンプ用と考えていいだろう。

◆女性も問題なく用を足せる

 以前、ダイソーの携帯用ミニトイレ(税込110円)というどこでも用を足せるアイテムを紹介したことがあるが、女性は使いにくいという欠点があった。

 が、この組立て式簡易トイレならば通常の便器と同じような形をしているので、女性も問題なく用を足すことができそうである。

ダンボール2枚重ねで強度もしっかり

 使い勝手を試してみることにした。袋からダンボールを取り出し、組立方法を見ながら組み立てていく。ダンボールを内側に折り込むのに少しだけてこずったが、工作をしているようでちょっと楽しい。便器ができたらその中に汚物袋を入れ、その上から汚物袋を挟み込むようにして便座を固定したら完成である。

 凝固剤も付属しており、使用する前に便器に入れておくことで尿をジェル状に固めることができるようだ。

 強度のほうはどうか。便器に腰を下ろしてみた。ダンボールが2枚重ねになっているため、潰れることもなくしっかりと座ることができた。

 が、説明書きによると、支えられる体重は約70キロまでとのこと。参考までに筆者は68キロだが、肥満気味の方は少し注意が必要かもしれない。

トイレのない場所でアウトドアを楽しむ際に

 この組立て式簡易トイレに付いている凝固剤と汚物袋は1回分のみだが、3回分の凝固剤と汚物袋(税込110円)も別売りされている。これも買っておけば何回も繰り返し使うことができそうだ。また、尿専用となってはいるが、大きいほうも問題なくいけそうである(試したわけではないが……)。

 トイレのない場所でキャンプなどのアウトドアを楽しむ際にはぜひとも持っていきたいアイテムである。
 
<取材・文/小林ていじ>

【小林ていじ】
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネルていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。

―[借り暮らし40代日雇い男の「100円ショップ」生活]―
キャンドゥ「組立て式簡易トイレ」の完成

(出典 news.nicovideo.jp)

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