コウメ太夫『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』本人役で出演決定し驚き「最初は棒立ちでした」 | ニコニコニュース
お笑いタレントのコウメ太夫が、12日放送のテレビアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(NHK Eテレにて毎週金曜 午後6:40~放送中)第89話「インココイン」に本人役で出演することが決定した。本人役でのアフレコに挑むのは初となる。
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『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、シリーズ累計420万部を突破している人気児童書が原作で、幸運な人だけがたどり着ける、ふしぎな駄菓子屋「銭天堂(ぜにてんどう)」が舞台。店主・紅子(べにこ)がすすめる駄菓子は、どれもその人の悩みにあったぴったりのもの。食べ方や使い方を間違えると…幸運を呼ぶか、不幸を招くか、店主の元へ訪れる人たちの人間ドラマを描いている。
今回の出演にコウメは「銭天堂への出演の話があった時、最初「あれ、銭天堂ってなんだったっけな…。」と思い出せなかったんですけど、マネージャーから台本をもらった時に、キャラクターの紅子さんを見て、「そういえば見たことある!このアニメのどこかに出られるんだ!」と驚きました」と告白。
「アフレコは難しかったです。ブースで1人になったら「はい、やってください」という感じで、映像があっという間に流れて行ってしまって、最初は棒立ちでした。「どこから読むの?!わからんわー。これ、今日終わらないんじゃないかな、まずいな…!」と思ったのが第一印象でした。自分をアニメのキャラとして描いていただけるなんてうれしいです。アニメになったコウメ太夫をぜひ観て、楽しんでください」と呼びかけた。
また、コウメの起用にプロデューサーは「原作の「インココイン」をアニメ化するにあたり、実際の芸人さんを起用したいというのはシナリオ当初から決めていました。紅子さんの隣に並んだときに、一番面白いのが誰かを考えて、真っ先に思い浮かんだのがコウメ太夫さんです」と説明。
「古銭柄の着物を着て凛としている紅子さんと、白塗りで着物を着てチクショー顔なコウメさんが並んでいたら、奇天烈で面白い!と思い、オファーさせていただきました。ストーリーで登場する芸人役は、駄菓子の副作用で特徴的な声になっているという設定、 且つ、キャラクターデザインが立つ人でないと誰かわかりづらい、という条件もありましたが、それもコウメ太夫さんならピッタリでした」と制作の裏側を明かし、「コウメ太夫さんが作中でどのようなネタを披露されているか、コウメ太夫さんに憧れている主人公・藍花がどのような人生の選択肢をとるのか、ぜひ注目していただきたいです」と伝えた。
■第89話「インココイン」あらすじ
藍花(あいか)はモノマネ芸人(げいにん)になりたい小学生。一番好(す)きな「コウメ太夫(だゆう)」のモノマネを学校で披露(ひろう)するが、うまくできず、同級生から「似(に)てない」と言われてしまう。そこで、銭天堂(ぜにてんどう)にやって来た藍花は、インコのようにモノマネが上手くなるという『インココイン』を買って食べる。すると、モノマネが本人そっくりにできるようになり、クラスの人気者になるが……。