「台湾が好きだけどこの点は日本の完勝」=台湾YouTuberの投稿にネット民「100%同意!」「天地の差」
記事によると、旅行情報を発信する台湾のYouTuber「北海道女婿」さんはこのほど、フェイスブックで日本から台湾に戻った際に最も慣れないのは歩道がないことだと告白した。朝、食事を買いに出かけたところ、“騎楼”(※建物の2階部分が道路側にせり出し、1階部分がアーケードのような通路になっている)の通路が占拠されていたり、封鎖されていたりしたため、道路に出て常に行き交う車に注意しながら歩かなければならなかったという。
「北海道女婿」さんは、自身が普段生活する札幌ではどの道にも歩道があり、車にはねられる心配をすることなくゆっくり散歩ができるとしたほか、6歳の子どもでも自分で登下校できるほどに安全だと指摘。「台湾人の親切さや裏表のないところ、日本のように人間関係に悩まずに済むところは好きだが、日本の道路は台湾に完勝している。いつか台湾の状況が改善されることを期待する」とつづった。
この投稿は台湾のネットユーザーの共感を呼び、「100%同意!台湾の歩道を見るといつも日本を思い出す」「あなたの考えを支持する。台湾と日本は天地の差」「札幌に数カ月住んだことがあるけど、歩道など基礎インフラは本当に台湾のどの都市よりもずっと整っている」「日本の歩道は本当に最高の設計。しかも道がとても清潔」「日本のドライバーはみんな歩行者に道を譲ってくれるしね。それにクラクションもほとんど鳴らさなくて素晴らしい」といった声が上がった。
一方で、「仕方ない。われわれはまず家を建ててそれから道路。だから道路はもともと広くない。広くしようとしてもスペースがない」「日本のようにするには法律的な問題のほかに、各家庭の駐車問題がある。選挙を考えると政府は対策を打てない」など、台湾特有の事情によりすぐに改善するのは難しいとの声も見られたと記事は伝えている。(翻訳・編集/北田)