木村拓哉が語る『君たちはどう生きるか』秘話、鈴木敏夫Pの“一切宣伝ナシ”発表に「すごいな!」宮崎駿監督との再会裏話も
◆映画「君たちはどう生きるか」裏話
7月14日(金)より公開中の映画「君たちはどう生きるか」。宮崎駿監督、10年ぶりの長編作品ということもあり、公開前から注目が集まっていましたが、事前情報はタイトルとポスターカットのみでした。
そんな映画を初日に鑑賞したというリスナーからは「どんな作品なのか構えるような姿勢で観に行きましたが、冒頭から宮崎監督の世界に思いっきり引き込まれました」との感想が。そして、「映画が進むと『どこかで聞いたことのある声……。まさか、キャプテン(※本番組での木村の呼称)!?』と、一瞬耳を疑いました」と、木村の“声の出演”に驚きを隠せなかったようです。
「今回の作品についての裏話が聞けたらうれしいです」というリスナーからの要望に、木村は「宣伝活動を一切やらないというのは、作品ができあがったあとに聞きました」と、当時の状況を語ります。
試写に足を運んだ木村は「こういうふうに仕上がったんだ」と感心しながら作品を鑑賞。上映後、スクリーン前に登場したプロデューサーの鈴木敏夫さんから、「本当にありがとうございました」というお礼の言葉ののち、「今回、一切宣伝はおこないません」という話があったといいます。
この発表を受け、「えっ!? あ、そう。え~、すごいな、それ!」というリアクションをとったことを鮮明に覚えているという木村。「“観客の方にまっさらな気持ちで観てもらいたい”という思いから、そういうふうにしたそうですよ」と、宣伝活動をおこなわなかったという、鈴木敏夫プロデューサーの考えを説明しました。
ちなみに今回、映画「ハウルの動く城」(2004年公開)以来となるジブリ作品への参加となった木村。久しぶりにスタジオジブリに足を運んだときのことも振り返り、「相変わらずの雰囲気のスタジオジブリでしたし、宮崎監督とは『普段からそのエプロンされているんですね』っていう状況で再会を果たした」と明かします。
収録はスムーズに進み、滞在時間は数時間だったことも明かし、「そのときに撮らせていただいた監督との2ショットを、しばらく携帯の待ち受け画面にしていたんですけど、タイミングがあったらSNSにも上げさせていただきたいと思います」と話し、放送後、自身のインスタグラムに宮崎監督との2ショットをアップしました。
番組では他にも、5年前に炊き出しに駆け付けた西日本豪雨被災地への思いを語り、リスナーの相談に答える場面もありました。
次回8月6日(日)からは、木村と同学年のお笑い芸人・ケンドーコバヤシさんをマンスリーゲストに迎えてお届けします。
<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by Spotify
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週日曜11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉