「30歳を過ぎて、急にモテはじめる“平凡な男性”」に実は共通している特徴 | ニコニコニュース
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
◆結婚に向けて動きが慌ただしくなる12月
12月になり、多くの方が結婚を決断して成婚が増えています。クリスマスになると、独身で彼氏彼女がいない人は「やばい! 今年も終わる!」と相手探しに意識が向き、婚活をスタートする人もとても多くなります。
この慌ただしさが12月という季節の特徴だなと婚活事業をしている側はいつも見ていますが、コロナ禍が落ち着きを見せた今年は特に動きが多いように感じます。
今回は、改めて来年こそ素敵なひとと出会うために必要なことについてお伝えします。
◆人は自分のことを自分が一番理解していない
私が必要だと強く感じているのが「自分を判断する客観的な視点を持つこと」、いわゆるメタ認知です。昔、サッカーの本田選手が「リトル本田」とコメントして話題になりましたが、「まさしく、メタ認知のことを言っていたんだ」と大人になって理解できました。
多くの人が自分のことを自分が一番理解しておらず、婚活の中でいえば「私はここが魅力だから、〇〇という判断が必要」と自己認知している人はとても少ない傾向にあります。
きちんと自分を知ること。これが実は婚活卒業、その先の結婚においてはとても重要です。
マサルさん(仮名・34歳)は婚活歴1年、年収450万円で身長165センチの男性。私のところにご相談に来たときはアプリで婚活をし、なかなかお会いするところまでも進まずに悩んでいました。
「婚活についての記事などを読むと、身長の低い男性はあまりモテないことが書いてあったり、やっぱり年収は高いほうがいいんだなと思ったり、どうやって自分は結婚まで進めたらいいのかわからなくなりました」
私はマサルさんに「自分を知るためのワーク」を宿題としてお伝えしました。
◆「人に聞く」で自分を客観視する
第三者目線を持つことというのはそんなに簡単なことではありません。
一番は本当の第三者に聞くこと。10人の友人や職場の人や両親などに「自分の魅力やいいところ」と「改善したらもっと良くなるところ」を聞きます。
改善したらもっとよくなるところはダメなところではなく、見方を変えたら長所とも捉えられるところがあるので、しっかりと自分の伸ばすべき魅力にフォーカスを当てることが重要。10人に聞いてみると、同じことを言われるな、と気づくはずです。
◆「自分の成功ルール」を婚活にも応用する
今までの経験でうまく行ったこと成功したことを洗い出します。たとえば、仕事で成果を出したり、うまくいったりしたことは仕事だけのことではなく、さまざまなことに精通しているといえます。
私の場合、過去に銀座のホステスで一番の売り上げを作ったとき、「一番になるんだ!」と頑張ったのではなく、「お客様に楽しんでもらおう! そして、私もめっちゃ楽しんじゃおう」と思っていたタイミングでした。
自分の欲ではなく、無欲で目の前の人と楽しんだら自然と売り上げが上がった経験から、「相手に好かれようとしない」と自分の欲を全面に出さないことで、好きな人から好かれるという成功のマイルールができていきました。
◆営業での成功体験をプライベートでも実践
マサルさんは営業の仕事で難しそうな人から契約をもらった経験を観察し、「誠意的に関わった」「1回目に手土産を持って行った」「次に会う理由を残して帰った」ということに気がつき、それを実践しました。
現在は彼女と結婚を前提に同棲中。今でもメタ認知をすることを意識しながら、仕事や彼女との関係作りをしているようです。婚活の現場に立ち会っていると、スペックは平凡でもこのメタ認知ができるだけで、飛躍的に女性から選ばれるようになる男性も珍しくありません。
パートナー探しをする際に「自分を知ること」は本当に大切なこと。何かとせわしない年の瀬ですが、ぜひ改めて自分と向き合ってみてください。
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_)