「ガチで激うまだったカップ麺」グルメライターが食べてよかったベスト3杯【1位はお得感ありすぎ2度美味しいラーメン】2024年5月上旬版 | ニコニコニュース
「ガチで激うまだったカップ麺」グルメライターが食べてよかったベスト3杯【1位はお得感ありすぎ2度美味しいラーメン】2024年5月上旬版の画像一覧
仕事でもプライベートでもカップ麺を食べているライターがガチレビュー!今回は5月上旬に食べて良かった「激うまカップ麺」ベスト3を紹介します。
よりコク深く濃厚で味わい深くなった「日清のどん兵衛 肉うどん」
日清食品が4月8日に発売した「日清のどん兵衛 肉うどん」。今回はリニューアル版で、牛肉の味付けに濃口醤油を使用することで、旨みが際立つコク深い味わいに生まれ変わりました。 麺はもっちりとしたつるみのあるうどん、具材は味付牛肉、揚げ玉、ネギ、わかめ。
牛肉のだしがきいたつゆは甘めながら、濃口醤油のしょっぱ旨さも楽しめて、濃厚な旨味が楽しめます。どん兵衛おなじみのうどんはつゆが適度にからみ、うどんの甘味とつゆの甘味が重なってより旨味が増していく印象。うどんにくっついて一緒に口の中に入るわかめやネギがいいアクセントになっています。パワーをつけたいときの夜食にピッタリ!
極上の鯛だしを1滴残さず味わえる!「明星 絶品おだしで〆まで美味しい 鯛だし塩らーめん」
明星食品が4月8日に発売した「明星 絶品おだしで〆まで美味しい 鯛だし塩らーめん」。一番の特徴は、宇和島産真鯛のエキスに鶏、鰹、昆布を加え、焼き鯛オイルでパンチを加えた塩スープ。麺はしなやかで弾力のあるノンフライ麺。具材はチャーシュー、メンマ、ねぎ。
さらにこのラーメンの大きな特徴は、後入れの追いおだし。のり、ごま、わさび風味顆粒、かつお節を合わせた調味だしですが、これはラーメンを食べた後に使います。残ったスープにおにぎりを入れて、〆の鯛だし茶漬けを作るのです。
まずはラーメンを作ってみました。鯛がほんのりと香るスープは、口に運ぶとコクがたっぷり。塩と鶏の旨味をベースに、鯛の旨味と昆布、鰹の旨味が重なることでバランスのよい味わいが楽しめます。ノンフライ麺のさっぱりとした味はスープと相性がよく、特に鯛の旨味の輪郭がくっきりとして、より深い旨味が味わえます。さっぱり味なので食べ飽きることがなく完食できました。そして、ここからは鯛茶漬けを作ります!
残ったスープにおにぎりを入れ、あと入れ追いおだしをのせてみました。おにぎりを崩し、追いおだしを混ぜて口に運ぶと、のりとごまの鮮烈な香りが鯛の塩スープにまた新しい風味を与えており、よりさっぱりとした味に。わさびの味がきいていて、口の中がスッキリするので、麺を食べた後でも重さは感じずに完食できました。ただ、お腹はいっぱいになるので、おにぎりは小さめがよさそうです。
カレーヌードルが強烈にパワーアップ!「カップヌードル 和風魚介ぶしカレー」
日清食品が4月8日に発売した「カップヌードル 和風魚介ぶしカレー」。鰹節と鯖節のWぶし、焼あご、鯵、煮干し、昆布の6種の魚介だしを使い、香りと旨みが豊かな和風仕立てのカレースープが特徴です。麺はつるみのある少し太めのしなやかな麺。具材は白謎肉 (味付鶏ミンチ)、きざみあげ、ネギ、ニンジン。
カレーの香りの中に魚介系のダシのにおいが香ります。スープは基本カレー味ですが、直後に魚介系の濃厚なだしの味がやってきてパンチ力抜群! カレーのコクとダシの旨味のバランスもなかなか良く、途中でかきまぜながら食べると味がよりまろやかになります。太めの麺はスープをしっかりキャッチしており、カレーヌードルらしさも楽しめます。食べた後、口の中に魚介ダシの旨味が強く残るのが印象的。ダシを吸った具材のきざみあげもよかったです。
今回のイチオシは「明星 絶品おだしで〆まで美味しい 鯛だし塩らーめん」。鯛だしの上品なコクが楽しめただけでなく、鯛茶漬けまで楽しめる2WAYカップ麺スタイルが斬新でした。
文・写真/金山靖