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都道府県「お年玉の支出額」最新ランキング…1位「三重県」は47位「北海道」の5倍の予算

都道府県「お年玉の支出額」最新ランキング…1位「三重県」は47位「北海道」の5倍の予算 | ニコニコニュース

お年玉(おとしだま、御年玉)は、新年を祝うために贈られる金品のこと。単に年玉(としだま)ともいう。現在では特に子供に金銭を与える習慣及びその金銭の意で用いられている。歳暮と異なり、目上の者が目下の者に贈るのが特徴。反対に、目下の者が目上の者に贈る場合はお年賀(御年賀)という。 お年玉
5キロバイト (879 語) - 2022年12月31日 (土) 15:32

2023年、最初の支出は「お年玉」という家庭も多いのではないのでしょうか。そこで気になるのが、「まわりはどれくらいあげているのか」ということ。家計調査から「平均値」をみていきます。

お年玉の支出額…1世帯当たり平均1万0,724円(2022年)

明日はいよいよ、2023年。年始の準備にバタバタとしているところでしょうが、そのなかでも非常に大切なのが「お年玉」の準備。子どもたちにとっては、いくらもらえるか、一喜一憂するもの。それだけに、準備不足は絶対避けなければなりません。

最近は日常生活でキャッシュレス化が進んでいるため、「お年玉キャッシュレス」というケースも。スマホを所持する子どもにとっては、そのほうが使い勝手はいいかもしれません。しかしポチ袋をもらい、ドキドキしながら袋を開ける経験のある親世代からすると、やはり現金で渡したいものです。

そこで気になるのが、いくら入れたらいいのか。「多くあげてしまうのも教育上、よくないし、少なくてがっかりさせてしまうのも……」。デジタル保険代理店「コのほけん!」を運営する Sasuke Financial Labが実施した『お年玉についてのアンケート調査』によると、お年玉の予算は1人当たり「1万円以上2万円未満」が最多、また保険相談サービスを提供する保険マンモスが実施した同様の調査では、「~3000円」の回答が最多でした。

さらに総務省統計局で『家計調査 家計収支編』(2022年)で、お年玉についていろいろな角度からみていきましょう。家計のさまざまな収支について明らかにしている同調査ですが、「お年玉」という項目はありません。ただ、参考にできるのが1月の「贈与金」の項目。1月に関しては、お年玉に使った金額と、ほぼイコールだと推測できます。

二人以上世帯・勤労世帯で「1月の贈与金」の支出額をみていくと、2022年は1万0,724円。2021年の9,157円から1,000円ほどアップしました。コロナ禍で年末年始に親戚が集まることが減ったからでしょう、コロナ禍直前の2020年は1万2,627円でしたので、2023年の「1月の贈与金」は、この水準に戻るかもしれません。

都道府県「お年玉の支出額」ランキング…1位「三重県」は1世帯当たり1万7,588円

世帯主の収入別にみていくと、収入が多い/少ないは、子どもへのお年玉の額には関係ないようです。

【世帯主の収入別「お年玉」支出額】

15万~20万円未満:13,601円

20万~25万円未満:15,444円

25万~30万円未満:8,787円

30万~35万円未満:8,184

35万~40万円未満:10,573円

40万~45万円未満:10,341

45万~50万円未満:9,334

50万~55万円未満:15,852円

55万~60万円未満:10,767円

60万~65万円未満:5,566円

出所:総務省統計局『家計調査 家計収支編』(2022年

※勤労世帯1月の「贈与金」

次に世帯主の年齢別にみていくと、年齢が重ねるごとにお年玉の支出額は増え、とりわけ年金世代の支出は大きくなっています。

【世帯主の年齢別「お年玉」支出額】

~34歳:5,879円

35~39歳:5,897円

40~44歳:6,093円

45~49歳:9,503円

50~54歳:10,718円

55~59歳:10,706円

60~64歳:18,246円

65~69歳:18,334

70歳~:16,843円

出所:総務省統計局『家計調査 家計収支編』(2022年

※勤労世帯1月の「贈与金」

さらに都道府県別にみていきましょう。最もお年玉の支出額が多いのは「三重県」で1万7,588円。全国平均の1.6倍の支出額となっています。続いて「群馬県」「沖縄県」「福井県」「岩手県」と続きます。一方で最も少ないのが「北海道」で3,648円。全国平均の3割程度の支出額です(関連記事:『都道府県「1世帯当たりのお年玉支出額」ランキング…「家計調査/2022年」』)。

都道府県別「お年玉」支出額、上位5/下位5】

1位「三重県」17,588円

2位「群馬県」15,194円

3位「沖縄県」13,814円

4位「福井県」13,753

5位「岩手県」13,392

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43位「島根県」5,707円

44位「埼玉県」5,396

45位「秋田県」5,203

46位「山形県」3,919円

47位「北海道」3,648円

出所:総務省統計局『家計調査 家計収支編』(2022年

※勤労世帯1月の「贈与金」

家計調査は県庁所在地ごとの調査で、地域の実情とはズレがある可能性がありますが、1位「三重県」と47位「北海道」には5倍弱の差がありました。お年玉は、お正月の過ごし方や家族構成、風習などで支出額に地域差が生じると考えられます。

子どもたちが1年に1回、楽しみにしているお年玉。喜ぶ顔を思い浮かべながらお金を入れていくのも、楽しい時間です。

(※写真はイメージです/PIXTA)

(出典 news.nicovideo.jp)

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