“手掛けた大河すべて配信停止”三谷幸喜氏「なんでこんなことに」
人気俳優だった猿之助容疑者の逮捕により、さまざまな作品が影響を受けているが、三谷氏の作品も、昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に猿之助容疑者が出演していたことから、NHKが配信を停止することに。また、三谷氏は過去に手掛けた大河ドラマ「新選組!」(2004年)は出演俳優のひとりが大麻所持で逮捕、「真田丸」(2016年)も出演俳優が強制性交罪で逮捕されたことを受けて、いずれも配信停止となっている。
これに三谷氏は「これ、何なんですかね? 僕、大河ドラマを3本やったんですけど、結局今のところ3本とも配信停止。僕、何も悪いことしてないですけど」とぼやき、続けて「あと大泉洋もです。大泉洋の出てる大河ドラマも3本あるんですけど、全部配信停止になっちゃって。大泉洋はね、ちょっとはしゃぎすぎなところありますけど、別にあいつが悪いわけじゃないですからね。なんでこんなことに、とは思う」と語る。
また、「配信ってすごく、いいシステムだと思うんですよ。ひとつのドラマを全部、自分の好きな時間に見られる、こんな素敵なシステムだからこそ、きちんと、一般の人たちにも味わえるようになって欲しいんけども、なかなかそういかないいろんな事情があるのは分かるんですけども」とも。
そして、今回の猿之助容疑者の件について「ただ、まあ容疑者でしょう? 今のところ、刑が確定したら分かるんだけど、容疑者の段階でそこまでしちゃうのかな、というのは理不尽な感じは少ししますけどね」と語った。