豚肉とご飯で約1.3kg! コリアンタウン大久保で超デカ盛り「豚プルコギ丼」を食べてきた | ニコニコニュース
●新大久保のデカ盛りを調査。コリアンタウンで1.3kgの巨大プルコギ丼を食べてきた
行くたびにすごい人、そして店がどんどん変わっている気がする新大久保&大久保エリア。韓流アーティストグッズ目当ての若い女の子だけではなく、日本に観光に来た外国人や、昔から韓流ドラマを愛するマダム世代の人たちなど、みんなキャッキャしつつテンション高めで街を歩いています。
そんな大久保で、「プルコギのデカ盛りを出す店があるよ~」、との情報を聞き、向かったのが新宿区百人町にある『ヨンチャンプルコギ』。新大久保駅から徒歩2~3分の場所にあるお店です。店内に入ると、ハングル語で短冊に書かれたメニューが貼ってあり、本場感もありつつ、ネオンなの映え要素もある店内です。
店に入り、席についてメニューを見たら即発見。「メガ盛り」「総重量1.65kg」などの文字がでっかく書かれています。「牛プルコギ丼」と「豚プルコギ丼」があり、「豚プルコギ丼」の場合、並盛りだと肉300g、米250gで990円、大盛りだと肉600g、米500gで1540円、そしてメガ盛りだと肉900g、米750gで2090円です。
並盛りは1人向けですが、大盛りは2名で、メガ盛りは3名でシェアOK。それなら3人で来て、チーズダッカルビとか他の料理も楽しみつつ、締めに丼、みたいにできそう。早速注文です!
肉は加熱前900gなのでこうなった! 「メガ盛り豚プルコギ丼」1285g
待つこと約10分、目の前にやってきたのは、メガ盛りの名に相応しい、タワー系肉丼。まずは計測です。直径18cmの丼に高さ約15cm、そして重さは1285g。え? メニューに1.65kgって書かれているのに何故?
速攻お店の人に聞くと「あ~。それは豚肉を焼く前が900gで、加熱して油が落ちたのでその分減っているんです」とのこと。一瞬びっくりしたけれど、肉は麺みたいに膨れるわけじゃないので、油多めのバラ肉だと、それだけ完成品のボリュームが変わってくる、ということですね。使用しているのは豚肉900gとお米750gで間違いはない、ということで。1.65が1.3なら誤差。だと思う……。
計測を終えて早速一口! 最初は、箸でかき分けないとごはんがでてこない。そしてスプーンはまだ早い。まずは肉のみを堪能します。最初は甘さ、そして後から辛味がほんのりやってきます。これはごはんに合う!
「タレは店オリジナルのタレを使っています。甘辛なので、辛いのが苦手な人でも食べやすくなっていますよ」と話すのは店長さん。確かに食べやすい!
肉をある程度食べて山を削ったのち、ごはんエリアに到着。今度はごはんと一緒に味わいます。ごはんとの相性間違いなし。甘辛のタレ、豚肉の旨みが一気に口の中に広がります。食べ続けると、ニンニクの力強さと、辛さが重なってくる感覚に。結果ごはんが進む! 思わず無言になってガツガツ食べ続けてしまいます。
もし途中で味変をしたくなったら?「丼と一緒に、味変用のタテギ(唐辛子調味料)を出しているので、それをぜひ入れてください」。ということで入れたら、辛味と香りがアップ。それまで甘辛だったのが、ビシッとした味わいに変化! 確かに味変効果あります。それまでの辛さが舌に蓄積されていたのもあり、段々と舌がビリビリする感覚になりますが、時々やってくる黄身のまろやかさでちょっと中和され食べやすいです。
ちなみに、1.3kgよりもうちょっと食べられる、という人には、+300円でサラダ・卵スープ・ソフトドリンク飲み放題になる「Sセット」をつけるのがおすすめ。または、デザートも食べたい! という人には、同じくソフトドリンク飲み放題に、ソフトクリームがつく「Dセット」を一緒に注文するのもあり。そもそもメガ盛りの場合3人までシェア可能だから、スープやドリンク、サラダなどで口の中をリセットしつつ、山を崩していく。というのがいい攻略法だと思われます。
ちなみにランチタイムには牛・豚の「プルコギ丼」のほか、「メガ盛りチーズダッカルビ」(1100円)や「ヨンチャンキンパ」(990円)、「スンドゥブチゲ」(1100円)などがあります。キンパには韓国チキン2本&チーズボール2本つき、スンドゥブチゲには韓国チキン2本、チーズボール2個にライスもつくので、これはやはり、3~4人で行ってシェアしたくなる! 一人で丼食べまくるのもいいけれど、メニューを見ていると、他の料理も食べたくなります。
まとめ
今回挑戦した「豚プルコギ丼(メガ盛り)」は、月に80食は注文が入るそうで、ほとんどの人が完食しているそうです。確かに、1.65kgだと思って挑戦したら、約1.3kgだったらいける、という人が多いのかも。肉の柔らかさ、そして甘辛の味付けは、胃袋さえ許してくれれば、ずーっと食べ続けたくなる美味しさでした。
今回の調査結果! 公式1.65kgの「豚プルコギ丼」は実質約1.3kgで、思っていた以上にごはんが進んでバクバク食べられる。そしてタテギの味変は結構パンチが効いているので、投入のタイミングは2/3ぐらいまで食べ進んだ後がおすすめです。もう一回食べに来たい、そして他の料理も味わいたくなる、いい感じのプルコギ丼でした!
(撮影◎小嶋裕 文◎いしざわりかこ)