その額2兆円!? 競輪・オートレースの収益金、私たちの社会にどう使われている？

2022年11月1日 2022年11月1日

モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの朝のニュース番組「ONE MORNING」。「NEW TREND ONE」のコーナーでは、今、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスします。

10月25日（火）の放送で注目したのは、「競輪とオートレースの補助事業」。競輪とオートレースに詳しい、お笑いコンビ・チュランペットの藤並賢一（ふじなみ・けんいち）さんが、収益金の使い道についてレポートしました。

（左から）藤並賢一さん、上林規久子さん

◆才能ある若手が続々と！盛り上がりを見せる競輪・オートレース界

競輪とオートレースに、あまり詳しくないというユージと吉田。ゲストとして登場した藤並さんによると、競輪とオートレースの世界では現在、才能ある若手選手が次々に登場して盛り上がりを見せているのだとか。

藤並：今年もスポーツ界ではたくさんの若手が才能を開花させましたが、競輪とオートレースの世界でも、すごい才能の持ち主の若手が現れて話題になっているんです。競輪界では中野慎詞（なかの・しんじ）選手という121期生の選手が、今年1月にデビューして以来、驚異の30連勝を遂げているんです。

ユージ：ええっ！脅威ですね、それは！すごい！

藤並：先月の9月まで勝ち続けていて、半端じゃないんです。オートレース界では19歳の新井日和（あらい・ひより）選手が、新人選手としては男女を通じて最多となる29勝を挙げる大活躍を見せています。

レポートに先立ち、藤並さんは群馬県前橋市にある競輪場「グリーンドーム前橋」で、実際に競輪を観戦。番組ではその場で収録された「いいぞ、いいぞ、いいぞ！わあ〜小森選手、最後、行ってくれ！行ってくれ！このまま！」という、藤並さんの熱のこもった実況をオンエアしました。

ユージ：これは楽しんでますねぇ～！聞いているだけで行きたくなっちゃいました。

藤並：本当に楽しんじゃいましたよ。

ユージ：予想したレースはどうでした？

藤並：鬼のように外れました……。

「競輪とオートレースの補助事業」を伝えるPR展示前の藤並賢一さん

◆「競輪」「オートレース」の収益金はどう使われるの？

「競輪」「オートレース」は、「競馬」「競艇」と同じく公営競技。その収益金は社会に還元されています。今回は藤並さんが、Japan Keirin Auto race foundation（ジャパン・ケイリン・オートレース・ファウンデーション）公益財団法人JKA 補助事業部次長上林規久子（かんばやし・きくこ）さんに、収益金の使い道についてインタビューをおこないました。