【大阪みやげ】幻の一品も。地元グルメライターが激推しする「大阪駅の絶品みやげ」 6選 | ニコニコニュース
●大阪駅ナカで買えるお土産の名品とは? 大阪在住ライターがおもたせとして激推しする「大阪みやげ」6選をご紹介!
天下の台所であり、おいしいものであふれる大阪。最主要駅である大阪駅のお土産屋には、関西中の美味しい物が集まってその中から買うものを選ぶのは楽しくても大変。
そこで今回は、大阪在住のライターが独断と偏見で大阪にゆかりの深いオススメの「大阪みやげ」5点プラス1、選んでみました。大阪旅行のお土産選びの参考にしてみてください。
まず今回のお土産を購入したイチオシ店は、JR大阪駅の中央改札を出てすぐの場所にある「アントレマルシェ」。こちらはセブンイレブンとお土産屋さんが一緒になっている店舗となります。
ご紹介する全てのお土産と、お茶などのコンビニ商品が一緒に買えるので、旅行や出張の際の利用にピッタリのお店となっています。
定番土産! 人気洋菓子店『五感』の「米粉マドレーヌ ええもんちい」
最初に紹介するのは「ええもんちい」という商品。こちらは大阪でもオシャレなカフェの集中する北浜で営業している人気洋菓子店『五感(ごかん)』の人気商品となっています。
「ええもんちい」というユニークな商品名は関西弁でいいものを意味するええもん、その小さいバージョンなので、ええんもんちいという名前になっています。
ええもんちいの正体は米粉のマドレーヌ。やや無難なお土産の定番という認識のあるマドレーヌですが、五感の作るええもんちいは上質なバターたっぷりでふんわりとしたエアリー食感と風味が抜群。
カップの底にはムチっとした黒豆が入っていて食感のアクセントとなっています。
堺市の歴史ある銘菓「けし餅」
次に紹介するのは、大阪市の南に隣接する堺市にある和菓子屋『小島屋』の「けし餅」。
アンパンの上にのっている粒々のけしの実は、じつは堺の名産品。けしの実をたっぷり使用したけし餅は、江戸時代に堺の銘菓としてすでに語られている歴史ある伝統の大阪土産となっています。
こしあんの入ったお餅の周りにけしの実がまぶされていて、一口食べるとゴマよりも細かいけしのプチプチとした弾ける食感と香ばしさが絶妙。現在の派手な大阪からはイメージしづらい素朴さがありながら、おいしい商品となっています。
冷凍たこ焼きでお馴染みの『たこ昌』の「たこの唐揚せん」
ここまで甘い商品が続いたので、次はビールにも相性のいいタイプの商品を紹介。こちらはたこ昌のたこの唐揚せん。「大阪出る時連れてって~♪」の歌でもおなじみの冷凍たこ焼きです。
本物のタコをせんべいの生地に乗せて焼き上げ唐揚げにしたスナック風の煎餅。素朴でシンプルな塩味に加えて、隠し味の一味がピリリと刺激的。ビールが進むテイストです。どうしても甘い物が多くなりがちなお土産の中でもオススメの一品となっています。
モロゾフが手掛ける「お持ち帰り通天閣」
こちらは一目で大阪土産だとわかる「お持ち帰り通天閣」というお菓子。大阪のランドマークタワーでありシンボルマークをある通天閣をモデルにすることで、誰の目にも大阪みやげだと一瞬でわかり、それでいて可愛らしさやオシャレさが共存する商品となっています。
こちらの商品の正体はクリスピーチョコで、サクサク食感のコーフンレークを滑らかなチョコレートがコーティング。クランベリーも一緒に練り込まれているので、爽やかな風味もプラスされています。
お持ち帰り通天閣を手掛けているのは、関西でも有数の人気を誇る老舗洋菓子メーカー『モロゾフ』。それゆえにクオリティは折り紙付き。しかも軽くて持ち運びにも便利で個包装されているので配りやすさもバッチリ。言うことなし状態の商品となっています。
カワイイのりの容器にプリンが入った「フエキくん練乳ミルクプリン」
次に紹介するのが、多くの人に懐かしさを感じてもらえると思っている「フエキくん練乳ミルクプリン」。
保育園などで使われている、独特のキャラクター容器に入ったでんぷんのりは大阪に本社を構える「不易糊工業(通称:フエキ)」の製品で、フエキのりの容器に大胆にもプリンを詰めて売り出しています。
懐かしくもカワイイ容器に入っているのは練乳プリン。本来は文房具として使っていた容器からプリンを一口食べてみると、ふんわりと柔らかでなめらか。
容器の可愛らしさ先行と思われがちですが、プリンのクオリティは想像以上。子どもの頃に妙においしそうに見えていたフエキのりが、おいしい大阪土産という思いがけない形で実現されています。
こちらの商品は冷凍状態での販売で賞味期限は長くありませんが、新幹線などで駅弁の食後のデザートとして食べるのにもピッタリです。
あればラッキー! 『喜八洲総本舗』の「みたらし団子」
最後は売っていればラッキーという商品もご紹介。それが十三に本店のある『喜八洲総本舗』の「みたらし団子」。
俵型のお団子に甘い蜜がたっぷり絡んだ定番和菓子のみたらし団子で、十三のお店だけでなく、大阪駅などで買える場所が数か所あるのですが、こちらのセブンイレブンでも買えます。
トロリとした蜜は強烈な甘さがあるものの醤油の香ばしさもあってクドくはないので、みたらし団子としてはむしろあっさりの部類。
ただしこちら、人気商品な上に入荷が午前の一回だけとなっているので、残っていればラッキーという存在。また賞味期限は購入日のみということで遠方へのお土産としてはやや不向き。
大阪近隣の人なら家で買って帰って家で食べられますが、蜜のたっぷり具合に食べる際にはお皿や手を洗う水などが欲しく、新幹線で食べるにはちょっとハードルは高め。土産を頼まれた際の購入者の特典としてホテルなどで旅行中に食べるのがオススメとなっています。
(撮影・文◎けいたろう)