3本脚となった子猫を弟分として受け入れ、誰よりもかわいがる猫
その子猫は虐待を受けていて、ボロボロの状態で家族に引き取られた。子供たちが彼の脚にロープを結びつけて、切断を余儀なくされるほどひどく傷を負っていた。
3本脚となった子猫を迎え入れた家族には先住猫がいた。最初は戸惑っていた先住猫だが、徐々にその距離を縮めていき、進んで面倒をみるようになった。
子猫も先住猫に信頼を寄せており、今ではつねに一緒に遊んだり、くつろいだりしている。
スガスと名付けられたその子猫は、町をさ迷っていた時に子供たちから虐待を受けていた。脚にきつくロープを巻かれていた。
スガスを発見した家族はすぐに病院に連れて行った。ロープが巻かれた脚1本は、壊死してしまって切断しなければならない状態だった。
他にも無数の怪我を負っていたが、彼はこの家族に引き取られ順調に回復していった。体の傷と同様、心にも深い傷を負っていたが、それを治してくれたのは、先住猫のオレオだ。
オレオとスガシは初対面の時、お互いに戸惑っていたが、すぐに打ち解けていった。オレオは甲斐甲斐しくスガシの面倒をみるようになり、スガシもオレオに心を許したのだ。
脚は3本になってしまったものの、スガシは今満ち足りている。オレオが常に寄り添ってくれ、一緒に遊んでくれるし、甘えさせてくれるからだ。
固い兄弟の絆を結んだスガシとオレオ。そしてやさしい家族も見守ってくれている。
スガシとオレオの物語はTikTokのアカウント『anagrijota93』で見ることができる。