元AKB48・西野未姫、夫の山本圭壱を“恋愛対象として見た瞬間”を明かす 「年齢が近かったらうまくいかなかった」 | ニコニコニュース
2012年から2016年までAKB48のメンバーとして活躍した西野未姫。西野といえば、昨年11月22日に32歳年上の極楽とんぼ・山本圭壱と結婚したことでも話題となった。山本との結婚生活について「ありのままの私を受け止めてくれる」と円満な様子を語る西野。発表から約4ヶ月経ったいま、パートナーとの関係性についてどう考えているのか。西野の弟のじょうしんが参加者として出演し、自身もゲストとして出演するABEMAオリジナル番組『恋する♥週末ホームステイ 2023春 ~Sweet Orange Memory~』(以下、『恋ステ』)の感想と合わせて、恋愛観について語ってもらった。
(参考:【リアルサウンド撮り下ろし写真】西野未姫)
・弟・じょうしんは「意外とモテるんだなと思いました」
ーーゲストとして参加された『恋ステ』。高校生の恋愛模様を見て、どのような感想を持ちましたか?
西野未姫(以下、西野):ささいなことでキュンキュンしている高校生たちを観てかわいいなと思いました。好きな相手に「かわいい」って言われて喜んだり、手を繋いだりするだけであんなにキュンキュンできるなんて、ピュアだなって。
ーー今シーズンには、弟のじょうしんさんも参加されています。恋愛している様子を観てどう思いましたか?
西野:思ったよりもモテるんだなと驚きましたね。家にいるときとあまり変わらないですし、カッコつけている感じもないのですが、モテるんだなって。
ーーじょうしんさんにアドバイスしたいことはありますか?
西野:キュンキュンさせるのとか苦手だと思うので、十分頑張っているなとは思いました。ただ、あえていうなら手を繋ぐ前に「じゃあ、手とか繋いじゃう?」って言わなくていいのにって思います(笑)。
これまで観たシーンだと全部言っているんですよ。ジェットコースター乗る前に「怖いし、手繋いじゃう?」みたいに。「怖い!」って女の子が言ったときに「大丈夫?」ってサッと手を繋いでも良いと思うのですが、守りに入っちゃっているんでしょうね。
ーーじょうしんさん以外のメンバーで気になるメンバーはいますか?
西野:しおん(市原志音)くんです! ほかの子がわりとグイグイ行っているなかで、なかなか行けなくて奥手ながらも頑張ろうとしている姿がかわいいなって。観ていてすごく応援したくなります。
ーー1話で登場した女子のプロフィールカードには「年上好きの明るい系妹女子」や「K-POP好きなクール女子」などと、自身のことを「◯◯な◯◯女子」と表し、それぞれアピールポイントを書いていました。西野さんなら、なんと書きますか?
西野:「明るいバラエティ女子」とか? でも、参加者だとしたら、そのプロフィールはめちゃくちゃモテなさそうですね(笑)。うーん……「明るい尽くしたい女子」で試してみたいです!
・結婚するなら、居心地の良さと安心感が大事
ーー『恋ステ』参加者と同年代のころ、どんな恋愛に憧れていましたか?
西野:王道ですが、制服デートはめちゃくちゃ憧れていました。友達カップルと耳をつけて、ミッキーチームとダッフィーチームに分かれてデートするとか。
それから、好きなタイプは鼻の高いイケメンでしたね。あとは恋愛ドラマに出てくるようなツンデレ系の意地悪な男の子とか。山本さんとはかけ離れていますよね(笑)。
西野:そうですね。付き合うならキュンキュンできる相手であることも大事だとは思うんですけど、結婚するとなると居心地の良さとか安心感の方が大事だなって。死ぬまでキュンキュンするわけじゃないですからね。
ーー山本さんを恋愛対象として意識したのは、いつ頃からだったのでしょうか?
西野:昨年の春ぐらいですかね。何度かごはんに誘っていただいたことはあるんですけど、初めてふたりでごはんに行ったときに「すごい好きで、考えちゃってる」みたいなことを言われたんです。
ーーそう言われるまで、山本さんの好意には気づいていなかった?
西野:はい。でも、「言われてみれば!」と思うことはありました。私が使っているLINEスタンプと同じものを使っていたり、ごはんに行ったときに2軒目に行きたそうにしていたり……。でも私が「帰ります」って言ったら「この辺に知り合いの店があったな」とかボヤきながらも帰らせてくれてましたけど。
だから、それが好きだったからこその行動だというのを知ったときには、すごい健気だなと思いましたね。そこから男性として、意識するようになりました。
ーーでは、そのときから結婚を意識されていたのでしょうか?
西野:いや、最初は付き合うのも断っていました(笑)。「ちょっとまだ早いんで、もうちょっと時が経ってから考えさせてください」みたいな感じで。でも、一緒にいる頻度が高くなって、毎日楽しいし、生活感も合うし……と、徐々に気になっていったんですよね。家族といるときよりも気を使わないですし。
ーー決め手となるようなできごとはあったのでしょうか?
西野:(田村)淳さん、遠藤(章造)さん、庄司(智春)さん、ペナルティのヒデさんたち……いわゆ“軍団山本”のメンバーがいる場に呼ばれたときに「今日大好きな子が来るんだよねって言ってたよ」とか「30年ぐらい付き合う中で、俺たちの前でそんなこと言ったの初めてだから嬉しい」って言われて、「本気なんだな」って思ったんです。それにそんな風に山本さんのことを喜んでくれる後輩がいるなんて、人として尊敬するなって。そのときから「この人と結婚するかもしれない」ってぼんやりと考えるようになりました。
・結婚後も変わらない関係性。でも「もっと好きって言われたい」
ーー先ほど、結婚するならキュンキュンよりも居心地の良さと安心感が大切というお話がありましたが、結婚生活を送ってみて恋愛と結婚の違いを感じることはありますか?
西野:あまりないですね。それこそ、付き合っているときもいまも安心感があるんです。
普通、付き合っているときって、できるだけ嫌われないようにおしゃれしたり、言葉使いを気をつけたりと、頑張らなきゃいけないことが多いと思うんです。でも、山本さんと出会ってから、そういうのが本当になくて。もちろん嫌われたくはないですけど、ありのままの私を受け止めてくれるからこそ、思ったことは全部言えます。
それに私も、理想の彼でいてほしいと思っていないんです。山本さんなら、嫌なところも好きになれるというか、嫌なところも嫌じゃないんです。
ーーなぜそう思えるのでしょう?
西野:年の差があるからだと思います。これはふたりで話したこともあるのですが、私たちって年齢が近かったらうまくいかなかったと思うんですよ。歳の差があるからこそ、何しても許せるんです。イビキもひどいし、寝顔もぐちゃぐちゃだけど、それすらもおもしろくてかわいい(笑)。年齢が近い子なら「こういうところは見たくないな」って目をつむっちゃうところも、別に平気なんです。50代にもなれば、それはそうだよなって(笑)。
それに「年上だから」とか「年下だから」っていう話をしたことがないんですよ。「俺の方が年上なんだからこうしなよ」とか全く言わないし、家事も手伝ってくれるし、仕事のアドバイスもしてこない。付き合っている当時から、ほぼ毎回送り迎えをしてくれるのですが「楽しかった?」ぐらいしか聞いてきませんから。
ーー素敵! 年の差をポジティブに捉えているんですね。
西野:もちろん話が合わないことはありますよ。TikTokとか恋愛番組を観ていてもおもしろさがわからないみたいですし、私も山本さんが好きな野球は全然わからないですから。でも、それをお互いに強要しないんです。
ーーいいですね。逆に付き合っている当時から変わったなと感じることはありますか?
西野:う~ん……付き合っている当時は「もうわかったよ!」って思うぐらい「かわいい」とか「好き」って言ってくれていたんですけど、最近は全然言ってくれないですね。別に言わなくても伝わるのでいいんですけど、言ってほしいです。結婚して調子にのっているんですかね(笑)。
ーー(笑)。最後にパートナーと良好な関係を築くために大切にしていることを教えてください。
西野:やはり飾らないでいられる関係でいるということじゃないかなと思います。おばあちゃんになるまで「相手に嫌われないようにいよう」って思い続けるのって、疲れちゃいますからね。
(文・取材=於ありさ)